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スキー板の選び方・基礎知識

スキー板

スキーを始めたばかりで、上手になりたいと思った方は、誰でも、「自分の板を持ちたいな」とお考えでしょう。あるいは、いままでレンタルで済ませてきたけれど、もっと上手になりたい、とお考えならやはり自分の板が欲しくなるものです。

しかし、初めてスキー板を買うのは難しいものです。日本には毎年数百種類のスキー板が発売されていますので、そのなかから選ぶのは大変です。

ここでは、初心者から中級者までのレベルで、初めてスキー板を買う人に向けて、スキー板の選び方を解説します。初心者というのは初めてスキーを滑る人、中級者というのは、ゲレンデで初級コースは問題なく滑れるけれど、中級コースだとしんどいこともある、というくらいのレベルの人です。コブを滑ることは前提とせず、圧雪斜面を滑る人向けです。

なお、スキーのストックやブーツの選び方はこちらをご覧ください。
 →スキーのストックの選び方
 →スキーブーツの選び方

スペックだけで買うのは無理

まず最初に結論から言ってしまうと、初めてスキー板を買う人が、板のスペックだけを見て、自分に適した板を買うのはほとんど不可能です。

たしかに、スキー板にはさまざまな数字が公表されていて、長さや重さ、幅、サイドカーブの大きさなどがわかるようになっています。スキー店の定員さんにその意味を尋ねることもできますが、尋ねたところで一般的な話であり、本当に自分に適した板を数字だけで判断することはできません

ということで、初めてスキー板を買う人には、いくつかの順序を経ることをおすすめします。

タイプはオールラウンドスキーのロッカーで

まず、スキーの種類としては、オールラウンドスキー、デモスキー、フリースタイルスキー、モーグルスキーなどがあります。ゲレンデで初中級者が滑るなら、オールラウンドスキーでいいでしょう。

また、板の反り形状でロッカー、キャンバー、キャンバーロッカーに分かれます。キャンバーは縦に見て板の中央部が上側に反っているタイプで、ロッカーはその逆に反っています。ゲレンデを滑るならキャンバーで構いません。

最近増えているのがキャンバーロッカーで、両者の長所を取り込んだタイプです。ゲレンデ滑走でもキャンバーロッカーのほうが操作性がいいという声もありますので、気になる方は選択肢に入れてもいいでしょう。

カービングスキーとファットスキーという区分もあります。カービングスキーはサイドカーブ半径の小さいスキー板で、ファットスキーは板の中央部を幅広にしたものです。ゲレンデを滑るならカービングスキーでいいでしょう。ファットスキーはゲレンデ外滑走向けです。

自分に適したスペックを調べる

スキー板にはいくつかの指標があります。重要なのは、スリーサイズとサイドカーブです。

スリーサイズとは、スキー板の先端(トップ)、中央部(ウエスト)、末端部(テール)の幅のことです。カービングスキーでは、トップとテールが太く、ウエストが細くなっています。

一方で、トップが細い方がターンの操作性があがり、小回りターンが楽になります。ウエストが広いと浮力が維持できますので、安定性が上がります。テールは広いと引っかかりますので、細いほうがいいでしょう。扱いやすいスキーが欲しいなら、トップとテールはあまり太くない方が良く、ウエストはあまり細くない方がいいでしょう。

サイドカーブとは、トップ、ウエスト、テールが描く円弧の半径です。一般的にはRで示されます。サイドカーブについては、Rが小さいほど小回りがききます。小回りターンのしやすさを重視するならRは小さめ、大回りターンを重視するならRは大きめを選びます。よくわからなかったら、Rは12m〜15mが標準です。

ただ、このあたりが初中級者のスキー板選びの難しいところで、同じ初中級者でも、たとえば大回りターンを重視するならトップが広めでRが大きい方がいいという理屈ですが、実際に滑ってみたらRが小さいほうが滑りやすかった、ということもよくあります。逆に、扱いやすさ重視でRが小さいのを買ったら、スピードを上げたときに板がばたついて滑りにくかった、という場合もあります。初中級者は自分の滑りの得意な点と苦手な点を自分でよくわかっていないので、数値のイメージで購入してもうまくいかないことがあるのです。


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長さはどのくらいがいいのか?

スキー板の長さについては、昔は身長マイナス5㎝などと言われましたが、最近のスキー選びではあまり気にしないでいいでしょう。あえて書けば、身長マイナス10〜15㎝くらいでいいと思います。

身長を気にするより、スキーの長さによって左右される操作性を考えたほうがいいでしょう。長いスキーの方が操作性は悪くなるので、初中級者はあまり長くないスキーの方が扱いやすいです。男性の場合で、160㎝〜170㎝、女性の場合で155㎝〜165㎝くらいが初中級者向けです。

メーカーはどこがいいのか?

スキー板には数多くのメーカーがあります。どこがいいのかは好みですが、ATOMICelanHEADNORDICASALOMONなどが初中級者向けモデルが豊富です。国産がいいなら、オガサカでしょう。オガサカは基礎練習をみっちりする学生には人気です。

レンタルスキーで良かったものを選ぶ

スキー板を買う前に、何度かレンタルで滑ると、自分の好みの傾向が分かってきます。「この板イイ!」と思ったら、そのスキー板の写真を撮っておきましょう。あとで型番を調べてスペックを確認して、それに近い板を買うと、失敗しにくくなります。

エキスパートレンタルを借りてみる

大きなスキー場には「エキスパートレンタル」があり、スキーの最新モデルを滑ることができます。エキスパートレンタルというと、「上級者向けのレンタル板ではないの?」とお考えの方も多いようですが、必ずしもそうではありません。たしかに上級者向けの板も多いですが、初中級者が使える板も豊富に揃っています。

スキー場によって用意している板は異なりますので、事前にスキー場のレンタルコーナーのウェブサイトを見て、その年の新作スキー板をレンタルできるか確認してください。最新モデルのレンタルがあれば、質のいいスキー板を借りることができます。また、最新モデルはスペックを調べるのが簡単ですし、気に入ればその板を買えばいいのです。

乗り比べ可能なレンタル店がベスト

エキスパートレンタル店のなかには、「乗り比べ」が可能なお店もあります。一定金額を支払えば、途中交換OK、という仕組みです。代表的なのがガーラ湯沢のエキスパートレンタルで、1000円を余分に払うと板の種類を何度でも変更できます。スペックの異なる板を滑り比べてみると、自分にあったスペックがどのようなものかが、わかるようになってきます。

レンタルで借りられる板をホームページで公表している店もあります。その場合は、自分が購入候補として考えている板をレンタルできるエキスパートレンタルのあるスキー場に行くことで、試走ができます。自分にあうかどうかは、借りて実際に滑るのが一番です。

筆者の経験からすると、スキー板の売り文句やスペックと滑走感覚はかなり異なります。「初中級者のオールラウンド向け」などとスキーショップの店員さんに勧められた板であっても、実際に乗ってみると自分には取り回しが難しかったりするものです。また、ショップでは軽いと思ったのに、ビンディングを付けると重くて持ち運ぶのが大変で、買う気にならない場合もあります。

スキー試乗会に行く

毎年スキー場では、次年度モデルのスキー試乗会が行われています。だいたい2月〜3月に行われます。タイミングがあえば、試乗会に行ってみて乗り比べをするのもいいでしょう。ただ、試乗会には初中級者向けの板はあまりありませんし、参加者も上級者が多いです。上級者向けの板に乗ってみて、どういう点が初心者向けの板(たとえばレンタルスキー)とどこが違うのかがわかる、ということには意義があるでしょう。

いよいよ買う

これらの準備を整えて、ターゲットの板が決まれば、あとは買うだけです。スキー板はほとんど全てが限定生産で、その年売り切ってしまったらおしまいです。ですので、欲しい板が決まったら、早めに買ってしまいましょう

スキーを買うのが初めてなら店舗での購入をお勧めします。不安なら、そのまえに楽天スキー用品特集などで、口コミやレビューを読んでからにしてもいいでしょう。

面倒なことをしたくないなら

スペックを調べて、エキスパートレンタルへ行って、なんて面倒だ!とにかく何か欲しい!という人は、定評のある大手メーカーの低価格オールラウンドスキーを買うといいでしょう。オガサカAZシリーズサロモンX-MAXなどです。価格的には5-10万円前後で手に入ります。

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