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高鷲スノーパークスキー場の口コミ・評判・感想

■高鷲スノーパーク(岐阜県郡上市)

高鷲スノーパークは、奥美濃エリアを代表するスキー場の一つです。岐阜県郡上市高鷲町の大日ヶ岳山麓に立地。ダイナランドと隣接しています。

総面積は100ha。「西日本最大級」とされる広いゲレンデを有します。ボードアイテムが充実し、毎年プロスノーボーダーのツアーが行われているほか、2008年にはスノーボードFISワールドカップの大会会場にもなりました。こうした経緯もあり、高鷲スノーパークはとくにスノーボーダーに人気。ボーダー率は7割以上とも言われます。

開設は1999年。バブル期に計画されバブル後に完成した「ポストバブルスキー場」です。千葉県の旅行会社東和観光が開発し運営していましたが、2006年にジェイ・マウンテンズ・グループに売却。2012年にはスキー場経営大手のマックアース系列に入り、同社系の中部スノーアライアンス株式会社の運営となりました。

アクセスは東海北陸道高鷲インターから9km・15分と、インターからは比較的近いです。鉄道での訪問はとても不便で現実的ではありません。

高鷲スノーパークスキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • 15人乗りゴンドラ、高速クワッド3本で非常に輸送力の高いスキー場。
  • ゴンドラを使うと山麓から一気に山頂に登れる。ただし立ち乗り。
  • ゴンドラで回そうとすると最後の緩斜面を滑走しなければならずダルい。
  • リフトレイアウトが良く、効率良く移動できる。高速クワッドが多い。
  • 全体的に、長い緩いコースが多い。
  • 4000m級のロングコースが3本ある。コースが長く、広いので滑走した満足感がある。
  • コース整備が行き届いている。
  • ボーダーが多い。見たところ9割がボーダー。危険なボーダーも多い
  • センターハウスが24時間開放で便利。
  • 山頂のカフェ「ポポロ」からは、北アルプス、御岳山などの大パノラマが楽しめる。
  • 施設が快適でよく整っている。センターハウスの食堂が広々としている。
  • レストハウスにある「モンテローザ」が美味しい。「飛騨牛カレー」がおすすめ。
  • 「ロコモコ丼」が旨い。
  • センターハウスのトイレがすべてウォシュレット付。洗面台にはドライヤーが何台もある。
  • まともな食事がセンターハウスでしか摂れない。山頂カフェはメニューが寂しい。
  • 駐車場が高いし、広すぎ。歩かされる。
  • ラストまで滑っていたら、国道156号にでる道で大渋滞する。
  • 国道156は高山方面に出て、ひるがのスマ−トインターから東海北陸道に入ったほうが混まない。

高鷲スノーパークスキー場のゲレンデ概要

総面積:100ha
コース数:12
最大標高/最低標高:1550m/950m
標高差:600m
最長滑走距離:4800m
最大斜度:40度
リフト・ゴンドラ数:4本
レベル割合:初級35%、中級35%、上級30%

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高鷲スノーパークスキー場の口コミ・評判・感想

西日本を代表する大型スノボ/スキー場」。高鷲スノーパークを一言で表現するとこうなるでしょうか。100ha級のコース面積を有するスノボ/スキー場は、西日本では高鷲スノーパークのみ。高低差600mを超えるスノボ/スキー場も西日本ではほとんどありません。名実ともに西日本最大のビッグスケールを誇るゲレンデといっていいでしょう。

高鷲スノーパークの特徴は、広さと高さを活かしたロングコース。4000m級コースを3本も有しています。「ゲレンデの規模が大きく、多くのコースを楽しめる」ことを高鷲のストロングポイントに挙げる人は少なくありません。「全体的には長くて緩いコース。上級者には物足らないかもしれないが、中級以下なら適度に楽しめる」とのことです。

これらのコースは全てゴンドラ1本で回せるのも便利。ただ、「ゴンドラは立ち乗り。おっさんにはつらい」「ラッシュの電車みたいな混み具合で立たされるのでグッタリする」と嘆き節も。また、「ゴンドラで回そうとすると山麓の緩斜面を滑走しなければならず、ダルい」という感想もありました。

それでも、「ゴンドラ以外のリフトも速く、高速クワッドを使えばダルい部分をとばせて回せる」そうです。「新しいスキー場だけあって、ゴンドラと高速リフトを組み合わせて機動力の高いゲレンデ構成になっている」と、ゲレンデ構成に感心する口コミもありました。

ボードパークも充実しています。ウェーブクロス、スーパーパイプ、グラドリなど本格的なアイテムが揃います。スノーマシンを設置して早い時期から遊べるようになっているのもポイント高いです。そうした要素もあり、利用者のボーダー比率は高く、「7割〜8割はスノーボーダー」という観測も。スキー場の公式数字でもボーダー比率は「70%」となっています。「ボーダー向けゲレンデ」といってもいいでしょう。

雪質については、「標高が高く斜面も北向きなので、隣のダイナランドよりも雪がいい」との感想が。「とくに春先は差が大きい」とのことで、暖かくなるにつれ、高鷲の評価は相対的に上がるようです。「コースの整備もしっかりしていて、安心して滑れる」とメンテナンスの良さを評価する声も寄せられています。

設備は比較的新しく好評です。「センターハウスは全体的に清潔。トイレがすべてウォシュレット付で、洗面台にドライヤーが何台もある」というのは女性にとっては大切でしょう。センターハウスの更衣室は24時間営業で、深夜でも使えます。しかし、ダイナランドと違って早朝・深夜営業はありません。

リフト券は高鷲とダイナランドの共通券になっていて、高鷲のみのリフト券はありません。それもあって「リフト券の金額が高すぎる」という声は根強いです。「リフト券のほかに駐車場代もかかる。全体的にコストは高いスキー場」という感想もありました。

一方で、ファミリー1日券や初心者応援チケットといった、家族連れやビギナー向けには安いチケットが設定されていて「使いやすい」という評判もあります。

ゲレ食に関しては評価が分かれます。「おおむね美味しい」「飛騨牛カレーがおすすめ」「レストランモンテローザの豚キムチ丼がボリューム満点でうまい」などという口コミが多数あります。いっぽうで、「味は今ひとつ」という声もあります。

また、「まともな食事が取れる場所がセンターハウスしかない。山頂にもカフェがあるが、メニューが寂しすぎる」と選択肢の乏しさを指摘するコメントもありました。全体的に設備が利用者数に対して狭く「レストランの席取りが大変」という声も。飲食の価格に関しては、「高い」という声が多数です。

アクセスは東海北陸道の高鷲インターから9km・15分と近く、雪道を長く走らなくても着くことができます。ただし、「週末はインターまで渋滞が激しいし、東海北陸道も渋滞する」ことで知られています。「渋滞は悩みの種。時間をずらせるならずらしたほうがいい」というアドバイスもありました。

高鷲スノーパークスキー場のまとめ

ゴンドラ1本、リフト3本というシンプルな設計ながら、機動力は豊富。リフト配置にも斜面構成にもムダがなく、効率的に滑りを楽しむことができます。100ha級の大型スキー場で、この効率性は驚嘆に値します。

全体的に急斜面も平坦な部分も少ないです。そのためスノーボーダーには滑りやすいといえます。ボードパークの充実と相まって、ボーダーに人気のゲレンデ、というのはよくわかります。

高鷲スノーパークだけでも十分な面積ですが、隣接するダイナランドとも共通券で往来することができ、スキー場の魅力を高めています。ダイナランドと合わせればダントツで東海エリア最大規模のスノボ/スキー場です。

復路の渋滞は悩みの種なので、時間をずらして利用すると、より快適な滑走を楽しめそうです。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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