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ハンターマウンテン塩原スキー場の口コミ・評判・感想

ハンターマウンテン

■ハンターマウンテン塩原(栃木県那須塩原市)

栃木県那須塩原市にあるスノボ/スキー場。「ハンタマ」の愛称でおなじみです。関東日帰り圏のスキー場のなかでは比較的規模が大きいゲレンデとして知られていて、設備もよく整っています。スノーボードをいち早く解禁したスキー場で、そのためか、今でもスノーボーダーの割合が高くなっています。

開業は1987年12月。スキーブームがピークに達するタイミングにオープンした、いわゆる「バブルスキー場」です。塩原町(当時)と丸紅の第三セクター・株式会社ハンターマウンテン塩原により開設されました。2005年に丸紅がスキー場事業から撤退すると、ゲレンデは東急不動産に売却され、現在は株式会社東急リゾートサービスの運営になっています。近隣のマウントジーンズ那須と同系列です。

バブル期に完成した比較的新しいスキー場だけあって、コース、施設とも完成度は高く、サービスにも定評があります。東北道エリアにあることで、クルマによるアクセスで渋滞が少ないというメリットもあります。日帰りスキー場として建設されたため、日帰り客の利便性もよく考えられています。こうしたことから、とくに週末は数多くの日帰りスノーボーダー/スキーヤーが集まり、混雑することでも知られています。

アクセスは、東北道経由で東京から2時間半程度です。

ハンターマウンテン塩原スキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • コース、施設、サービスの3拍子揃ったスキー場
  • コースバリエが初級から上級向けまで揃っている。
  • 初心者と中上級者が下部と上部で完全に分離されている。
  • ゴンドラ一本で全コース滑れるが、下の長い緩斜面を滑る必要があり効率的でない。
  • 上部ゲレンデはあまり混雑していない。一度あがったら決して降りてはいけないスキー場。
  • コブ斜面の斜度が緩やかで、練習にはちょうど良い。
  • カービングに適した中斜面主体。斜面の整備も良い。
  • 初心者スノーボーダーが多い。そのぶんマナーも今ひとつな人が多い。
  • 幅広い緩斜面があり、初心者ボーダー天国。
  • ポールバーンが利用できる。
  • 人工降雪機が全コースに揃っているので、雪が降ってなくても心配は少ない。
  • 高速リフトが多く、リフトの輸送能力は高い。混んでいる割に、リフト待ちは短い。
  • 雪質は標高が高いため良好。
  • 晴天率が高い。
  • 子供がリフトに乗り降りする時の対応が非常に良い。
  • 土日はとにかく混む。コースもレストランも大混雑。
  • キッズパークも土日はとても混雑する。
  • 3連休は激混み。行くべきではない。
  • 朝は8時くらいが渋滞のピーク。7時半到着目標ならスムーズ。
  • リフト券が高すぎる。4時間券と1日券の差がほとんどない。
  • 全体的に料金が高い。コスパなら隣のエーデルワイスのほうがいい。
  • 仮眠室がある。
  • 設備は充実している。トイレの数も多い。ウォシュレットも付いている。
  • ほとんどの洗面台は、お湯が出る。
  • レストランはどこも混雑が激しい。
  • ブロードウェイ山頂の「ウォーヴォ・メタメタ」の窯焼きピザが本格的で美味。
  • モスバーガーが施設内にある。少し高い。
  • 土日は駐車場料金が高い。おまけに有料道路代までかかる。
  • 平日は駐車場無料。平日は週末と比較してありえないくらい空いている。
  • 関越方面に比べ渋滞なく行ける。
  • スキー場までの道が比較的広くて運転しやすい。
  • 帰り道に温泉多数。

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ハンターマウンテン塩原スキー場のゲレンデ概要

総面積:74ha
コース数:12
最大標高/最低標高:1638m/1138m
標高差:500m
最長滑走距離:3000m
最大斜度:25度
リフト・ゴンドラ数:7本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%

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ハンターマウンテン塩原スキー場の口コミ・評判・感想

コース、施設、サービスの3拍子揃ったトップゲレンデ」。ハンターマウンテン塩原を一言で表現するとこうなるでしょうか。整備の行き届いた圧雪コースをロングクルーズするのに最適なゲレンデが、ハンタマといえます。

多くの人が口を揃えて評価するのが、ハンタマのゲレンデと施設の質の高さ。「コースはよく圧雪されていて滑りやすい」という口コミは多いです。「高速リフトなので、混雑はするが待ち時間はそれほど長くない」「施設は清潔で、トイレもきれい」「レストランもおいしい」「係員がきちんとしている」「禁煙、分煙が行き届いている」などなど、ハンターマウンテン塩原の評判はきわめて良いといえるでしょう。

コース構成は中斜面が基本で、500mの標高差で最長滑走距離が3000m。東北道エリアの北関東という立地を考えると、抜群の水準です。「雪量は多くないが、降雪機が多く、ちゃんと滑れる」「雪質はさらさらで滑りやすい」といった感想もあります。また、栃木県だけに晴天率が高く、70%以上に達します。「天候の心配が少ないから、家族連れでも行きやすい」とはパパの声です。

「初級、中級、上級とほどよく分かれている」ので、だれでも楽しめるのも特徴。初級と中上級がゲレンデの下部と上部で分かれているので、レベル別に滑ることができます。ゴンドラ一本で全コースを滑れますが、「下部ゲレンデは混むので、中級以上はゴンドラを使わずに上部でぐるぐる回したほうがいい」とのこと。また、「ここの上級はそれほどレベルが高くないので、中級の腕前で十分滑れる」との感想もありました。

パークも充実していて、ハーフパイプ、ワンメイク、ウェーブ、レール、ボックスと一通り揃っています。パイプ〜キッカー〜レールとつないで楽しめます。

と、基本的には評判の良いハンタマなのですが、そのぶん人気は高く、混雑は激しくなりがちです。ハンターマウンテン塩原の最大の欠点は、この「混雑」といっていいでしょう。

「とにかく土日は混雑する」「3連休に行ったが、もう二度と行きたくないほどの混みっぷり」とため息をつく経験者は数多くいます。「とくに、ゲレンデ下部の緩斜面が初心者で混雑する」「初心者ボーダーが多すぎて、ぶつかりそうで怖い」という感想は少なくありません。「若いスキーヤー、スノーボーダーが多く、そのぶんマナーは今ひとつ」という、残念な評判もありました。

施設も混んでいて、「土日のレストランは気が遠くなる混雑」「ラーメンを抱えて立ち食いしている人もいる」という、うんざりするような経験談も。駐車場も早い時間に混み始め、「土日は8時頃にすでに混雑。10時に着こうものなら遠くの臨時駐車場に停めるハメになる」という口コミも。

ゲレンデに近い駐車場に停めるには、7時半にスキー場着する必要あり」とのこと。「オープン直後に滑り始め、11時に昼食を食べる」のが、混雑を避ける秘訣だとか。当然帰路も渋滞しますから、14時すぎには引き上げます。「全てが先手必勝、というのが週末のハンタマ」だそうですが、話を聞くだけで疲れますね。

一方で、「平日は土日と比べるとありえないほど空いている」という口コミもありました。「有給とって平日に行くべきスキー場。そうすれば、ハンタマの高品質さを味わえる」と評価するリピーターもいます。

ハンターマウンテン塩原で不人気な点はもう一つあります。それは「価格」です。リフト券は率直に言って高額で、1日券と4時間券の価格差もほとんどありません。駐車場も平日は無料ですが、週末は有料で高額です。おまけに、アクセス道路の日塩もみじラインの通行料までかかります。レストランの価格は「高い」と「スキー場としてはこんなもの」という意見に分かれますが、いずれにしても「家族連れのお財布に優しいスキー場ではない」という意見が代表的でしょうか。

家族連れについて気になる口コミとしては、「キッズパークも混んでいる」というもの。施設は清潔で家族にやさしくても、「キッズパークの遊具が奪い合い」だと、確かにちょっと楽しめないですね。ただし、これも「平日は空いている」そうです。

レストランに関しては、圧倒的に人気が高いのが「ウォーヴォ・メタメタ」です。初心者ゲレンデのブロードウェイ山頂にあるので、誰でもアクセスできる好立地。「窯焼きピザが本当に美味しい」との評判は確立しているといえます。

アクセスは東北自動車道西那須野塩原インターから、国道400号、日塩もみじラインと走ります。インターから29kmは近いとはいえませんが、東京からは約2時間半で着くことができます。

鉄道の場合は、東北新幹線那須塩原駅と東武線鬼怒川温泉駅から無料シャトルバスがあり、どちらの駅からもともに約1時間です。東京からの所要時間は新幹線が短いですが、東武特急スペーシアだとお安く行くことができます。

ハンターマウンテン塩原スキー場のまとめ

ハンタマ」の愛称で親しまれているハンターマウンテン塩原は、栃木エリアでは圧倒的な来場者数を誇る人気ゲレンデです。人気の秘密はコースの完成度の高さと、整った施設、よく整備されたコースなど、数々の理由があります。そのため、スキー場そのものに対しての苦情はあまり聞きません。

その意味では、非常に完成度の高い日帰りスキーリゾートといえるでしょう。首都圏近郊でこの水準のスキーリゾートは、なかなかありません。

ハンタマの難点は、土日の混雑が激しいことと、物価が高いこと。混雑に関しては、週末はなるべく外し、三連休は行かない、ということに尽きるでしょう。物価は確かに高いですが、都心から近い分、交通費は安く付きます。

結局、スキー場の物価の高さと交通費はトレードオフ、混雑と都心からの近さもトレードオフ、とうことになると思います。スキーリゾートを存分に味わうなら、できれば平日にいったほうがいいでしょう。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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