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かぐらスキー場の口コミ・評判・感想

かぐら

■かぐら(新潟県魚沼郡湯沢町)

苗場山の東側に作られたゲレンデ。もともとは、かぐら、みつまた、田代の各エリアが独立したスキー場でしたが、2006年度シーズンから「かぐらスキー場」という統一名称に変更されました。現在も「かぐら」「みつまた」「田代」の名称はスキー場内のエリア名として使われています。

田代エリアからは苗場・田代ゴンドラ(ドラゴンドラ)で苗場スキー場と結ばれており、苗場スキー場とかぐらスキー場をあわせて「Mt.Naeba」という総称も用いられています。運営はプリンスホテルで、苗場スキー場と同じです。

かぐらスキー場は、ゲレンデトップが1845mにもなり、この近辺ではもっとも高い標高に位置しています。積雪量が豊富で、営業期間も長く、例年11月下旬〜5月中旬まで滑走可能です。そのため、首都圏近郊では、春スキーの中心地として人気を誇っています。

かぐらスキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • 雪質が良く、営業期間も長いスキー場。
  • 標高が高く、シーズンが長く、特に春スキーには最高。
  • 雪が降った次の日は、素晴らしいパウダースノーを楽しめる。
  • 積雪豊富なスキー場なので、新雪&深雪を楽しめる確率は高い。けれど当然晴天率は低い。
  • シーズンが長いので、はじめと終わりはいつもかぐら。
  • GWはとても混んでいる。
  • 5月中旬でも滑れる。どこのスキー場も終わっている時期なので、貴重。
  • 晴れた日は景色が素晴らしい。
  • 接続したエリアを全部合わせると、とても広大。1日では滑りきれない。
  • コースが充実していて、初心者から上級者まで楽しめるスキー場。
  • かぐらは上級者エリア。自信がない人は田代で楽しむのが良い。
  • かぐらエリアは軽いコブが多い。
  • 初級者の練習には、みつまたエリアのファミリーコースがおすすめ。
  • 田代エリアも練習には丁度いい。
  • 最上部は中級以上のコースが多く、初級者にはハード。
  • ロングランができ、気持ちのいいスキー場。ただし、上部に行くまでの乗り継ぎが多く大変。
  • コースも良いし、人も苗場に比べ少ない。
  • 平たんな部分も多くボーダーには少しきつい場所がある。
  • ゲレンデが平坦で長く、間延びしている。
  • ゲレンデが広いのでリフト移動が大変。
  • ロープウエイ、ゴンドラと上部に行くには45分以上かかる。
  • ドラゴンドラの終了時間が早いので、注意。
  • ドラゴンドラは、乗って降りてで、片道20分はかかる。時間に要注意。
  • 帰りのみつまたロープウエーは長蛇の列。
  • ゲレ食は田代エリアのレストランアリエスカがおすすめ。
  • 昼食には「和田小屋」が混雑している。
  • プリンス系なのでレストランの食事はある程度安心。
  • ゲレ食が豊富。休憩施設も揃っている。
  • JR越後湯沢駅からバスで20分くらい。バスも本数が多く、東京からの新幹線スキーにも便利。
  • 宿泊するなら、苗場を拠点にするのもいい。
  • 前日の夜中に到着しても、仮眠室があるので寝られる。
  • 田代・みつまた両ステーションは施設は揃っているが、狭くてキャパ不足な気がする。

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かぐらスキー場のゲレンデ概要

総面積:220ha
コース数:32
最大標高/最低標高:1845m/620m
標高差:1225m
最長滑走距離:6000m
最大斜度:32度
リフト・ゴンドラ数:18本
レベル割合:初級37%、中級44%、上級19%

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かぐらスキー場の口コミ・評判・感想

雪質が良く、営業期間が長いスキー場」。かぐらスキー場を一言で表現するとこうなるでしょうか。首都圏近郊で、11月中旬から5月中旬までオープンしているスキー場はほとんどありません。その意味では、とても貴重なスキー場です。

最大標高1845mは、湯沢地区では最高レベル。白馬の八方尾根に匹敵する高さです。そのため雪質はよく、首都圏からのアクセスも至便で、多くのスキーヤー/スノーボーダーに支持されているゲレンデです。「標高が高く、シーズンが長く、特に春スキーには最高。春先でも、雪が降った次の日は、素晴らしいパウダースノーを楽しめる」という感想に全てが凝縮されているといっていいでしょう。

かぐらスキー場は3つのエリアに分かれています。おおざっぱに特徴を書くと、「かぐらエリア」は降雪量が多く営業期間の長い区間、「みつまたエリア」は全長4,000mのゴンドラコースがあり初中級者ならロングランが可能。「田代エリア」は初級コースが豊富、といえます。

かぐらスキー場は、シーズンの長さだけでなく、こうしたゲレンデの広さも長所といえます。「ロングランができて、とても気持ちいいのスキー場。山スキーをする人も多く、ベテランに愛されているゲレンデだと思う」とのこと。「根強いオールドファンが多い」という口コミもありました。

ただ、エリア全体が水平に広く、「上級者には間延びしている印象がある」という感想もあります。また、ロングランするためには上部まで行く必要があるのですが、そこまでの道のりが長いのは欠点。「ロープウエイ、ゴンドラと乗り継いで、山麓から最上部に行くには45分はかかる。一気に登れるゴンドラがあればいいのに」との体験談も。それでもかぐらエリアの最上部からの景色は雄大で、最上部のゲレンデも広く、「行く価値はある」と評判は良いようです。

ドラゴンドラで苗場と結ばれていますが、利用している人はそれほど多くない様子。「片道15分となっていますが、乗り降りの時間を入れると片道20-30分は見ておかないといけない。1日1回移動に使うのが限界」と評価です。苗場もかぐらも広いので、「わざわざ二つのスキー場を行き来しなくても、どちらかを滑るだけで十分」という感想もありました。「2日券で滑るなら、Mt.Naeba共通券にして、1日ずつ滑るのはいいかも」という意見が代表的かもしれません。

パークはみつまた第一高速リフト付近が充実しています。キッカーの種類も豊富で、ウォール、ウェーブ、ヒップ、テーブル、そしてジブ系のレールやボックスなど、さまざまなアイテムが設置されるので、スロープスタイル的な楽しみ方ができます。

施設は、みつまたと田代にステーションがあります。レンタルショップ、更衣室と荷物を預けるロッカーがあります。「みつまたステーションには無料休憩所があり、夜半に着いても仮眠できるのが便利」とのレビューもありました。いっぽうで、「ステーションは施設は揃っているものの、キャパシティが不足している」という声も。たしかに、週末はとくに混雑しています。

レストランはステーションとゲレンデ内にあり、「ゲレ食は豊富で、無料休憩所も多いので休憩には困らない」との感想が。「プリンスホテルが運営しているだけあって、一定の水準は確保している」との声もあり、評判はいいようです。人気があるのは、かぐらエリアにある「お食事処 和田小屋」の「豚ロースカツ丼」や、田代エリアにある「レストランアリエスカ」の「イタリアンシチュー」などです。

アクセスは越後湯沢駅からみつまたステーションまでバスで約20分。苗場に比べると駅に近く、鉄道スキー/スノボ派にも好評です。首都圏からの日帰りも十分可能です。

かぐらスキー場のまとめ

とにもかくにも「シーズンが長いスキー場」として知られているのがかぐら。ゴールデンウィークでも雪が豊富にあり、年によっては5月下旬まで営業しているというので驚きます。ゴールデンウィークともなると、他に営業しているスキー場が少ないので、かぐらに人気は集中。かなりの混雑になることもあるようです。

標高が高いので雪質の評価も高く、「湯沢近辺で雪質のいいスキー場といえばかぐら」としても知られています。そのため、シーズンを通じて人気のあるスキー場といえそうです。バブル時に人気を誇ったプリンス系のスキー場とあって「根強いオールドファンがいる」という声もありました。

ただ、ゲレンデは広いぶん間延びしていて、ゴンドラ・リフトの配置も最適とはいえません。みつまたステーションからかぐらの山頂までは、リフトなどを乗り継いで小一時間かかることもあります。そのため、広さを全部活用して滑ると言うよりは、広いゲレンデの一部を何度も滑る、という形になってしまうことが多いのも現実のようです。

総合すると、雪質が良く、シーズンが長く、広大だけれど、コースはやや間延びしているスノボ・スキー場といえそうです。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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