軽井沢プリンスホテルスキー場の口コミ・評判・感想
■軽井沢プリンスホテル(長野県北佐久郡軽井沢町)
長野新幹線軽井沢駅から徒歩10分、クルマで1分というエキチカスキー場。人工降雪機、人工造雪機によって雪を造りゲレンデ整備を行っています。人工雪中心のスキー場としては日本最大級の規模を誇ります。降雪機の数は195基もあるそうです。
そもそも雪のあまり降らないエリアなので、シーズン中の晴天率は抜群に高く、いつも天気のいいスノボ/スキー場として知られています。降雪機のおかげでシーズンも長く、例年11月上旬にオープンします。交通至便で、首都圏からの日帰りスキー場としても人気も高いです。
開設は1973年で、高度成長期に建設されました。運営は文字通りプリンスホテルが行っています。ゴルフ場やショッピングモールも含めた広大な高原リゾートです。
軽井沢プリンスホテルスキー場の口コミ・評判・感想まとめ
- 人工雪のわりには雪質が良い。
- 晴天率が高い。いつも晴れている。
- 初級者におすすめのスキー場。
- 上級者、中級者用コースはほとんどなく、大半は初級者用コース。ファミリー向けのゲレンデ。
- 規模の割にコースの種類が多い。急斜面や緩斜面、コブやミニジャンプ台まである。
- コースは短いが、初心者には適度な距離。
- 従業員のサービスの質が高い。
- 子供の無料休憩所がある。授乳室もあり、トイレも綺麗で使いやすい。
- 未就学児のゲレンデデビューに最適。スクールに入る子も多く、リフトも無料(保護者同伴)。
- 子連れスキーにはおすすめ。
- リフトに乗るとき、子供へのサポ−トが親切でしっかりしている。挨拶の声も大きくて好感がもてる。
- 「座り込み禁止」のなどの標識といった安全対策がきちんとしている。
- 隣接する軽井沢プリンスショッピングプラザは19時まで営業していて、アフターの買物に便利。
- 日帰り駐車場を利用すると、隣のショッピングプラザの割引クーポンがもらえる。
- レストランのメニューは全体的に高い。
- ゲレンデ整備がしっかりされている。
- 土日の食事は大混雑。
- 連休はとんでもなく混む。
- 初心者ボ−ダーの割合が多い。
- オープンが11月上旬というのはすごい。
- 3連休で大混雑。リフト券を買うのに1時間、レンタルスキーを借りるのに1時間。中央リフトも20分待ち。
- 禁煙が徹底しているので空気がきれい。
- 混雑で昼食を食べるのに一苦労。
- 無料バスが駅とゲレンデ間を頻繁に走っていて便利。
- 長野新幹線は上越新幹線ほどスキー客が多くないので、車内で板を置く場所に困らなくて良い。
- 高速インターから近くて、雪道が少なくラク。
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軽井沢プリンスホテルスキー場のゲレンデ概要
総面積:60ha
コース数:16
最大標高/最低標高:1155m/940m
標高差:215m
最長滑走距離:1200m
最大斜度:30度
リフト・ゴンドラ数:9本
レベル割合:初級50%、中級30%、上級20%
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軽井沢プリンスホテルスキー場の口コミ・評判・感想
「日本最大級の人工雪ゲレンデ」。軽井沢プリンスホテルスキー場を一言で表現するとこうなるでしょうか。首都圏からの交通至便で、新幹線駅から徒歩圏内。GALA湯沢と並ぶ「新幹線日帰りスキー城」としても有名です。
軽井沢周辺はそもそも雪があまり降りません。そのため冬でも天気は良く、シーズン中の晴天率は90%以上です。「晴れていると気分がいいし、景色もよい」という感想は多く寄せられています。
晴天率が高いということは、積雪量が少ない、ということでもあります。そのため、200基近いスノーマシンを導入して人工降雪をしています。気温さえ低ければ降雪機でスキー場のオープンは可能なので、毎年11月上旬がシーズンスタート。本州のどのスキー場よりも早く、「シーズン・インは軽井沢で滑る」というファンも少なくありません。
天然雪も降りますが、人工降雪機主体のスキー場なので、コースそのものはそれほど大きくありません。「コースも初級・中級者向け主体で、上級者が楽しめるところはほとんどない」とのこと。ただ、「規模のわりにはコースバリエーションが豊富。緩斜面と急斜面が適度に降り混ざり、滑り心地は悪くない」との感想もありました。
軽井沢プリンスホテルスキー場を評価する声で大きいのは、リフト係員の態度です。「子供がリフトに乗るときのサポートが素晴らしい」「混雑時の定員乗車を促そうと一生懸命声を出している」などなど、リフト係員の評判がこれほど良いスノボ/スキー場も珍しいでしょう。
施設も整っていて、日帰り駐車場内にはスキーセンター、スノーハウスが設置され、更衣室、コインロッカー、宅配便取扱所、荷物預かり、休憩室、授乳室などが配置されています。「スノーハウスはまだ新しく綺麗。休憩室は子供用のスペースがあり、ファミリーに配慮されている」という声もありました。
全体的に子供への配慮が行き届いていて「子連れスキーにはおすすめ」という意見は多いようです。となりにアウトレットが併設されていることも、「帰りに買い物して帰れるのも家族連れには向いている」と評判がいいようです。
問題は混雑。「3連休はリフト券を買うのに1時間、レンタルを借りるのに1時間、リフト待ちで20分。いまどきこんな混んでいるスキー場はない」という体験談もありました。通常の週末ではここまで酷くはないようですが、「ゲレンデは混雑しているし、スノーボーダーが多くて滑りにくい。初級者が多いので、衝突が心配」という意見もありました。
宿泊については、ゲレンデサイドの「軽井沢プリンスホテル」に宿泊するのが定番。「プリンスホテルクオリティで、全てがきれい」と評判はいいです。ただ、お値段はお高め。「ゲレンデも含めて、全てがプリンスホテル価格」とのこと。「日帰りで十分楽しめるスキー場なので、わざわざ高いお金を出して泊まる必要があるのかは疑問。1泊するなら、もう少し遠出して人工雪でないスキー場に行く方がいいのでは?」という意見もありました。
念のために書くと、宿泊者用にはリフト券の割引がありますし、リフト券付きの宿泊プランもありますので、そういうものを使うと定価ほど高くはありません。また、未就学児はリフト券は無料です。
ゲレ食は規模の割には充実しています。定番は「レストランアゼリア」。「メガトンプレートはとにかくボリュ−ム満点」との口コミもあり、量を追求するならオススメです。「レストランアゼリア」は、他にも「カツカレー」などボリュームのある食事の評価は高いです。2013年シーズンにリニューアルされ、きれいになりました。そのほか、隣接する軽井沢プリンスショッピングプラザ(アウトレット)にもレストランは多く、「午前中でスキーを切り上げて、アウトレットでランチして帰るのもいい」というアドバイスもありました。
アクセスはとても便利。長野新幹線軽井沢駅から無料シャトルバスですぐ。歩いても10分ほどで、荷物が多くなければ気持ちの良い散歩です。「東京から軽井沢へ行くのは、越後湯沢に行くより近い」ということで、「GALA湯沢よりも日帰りに便利なスキー場」という声もありました。クルマで行く場合も、上信越道碓氷軽井沢インターから13km。「積雪の少ないエリアなので、雪道が少なくラク」という感想があります。ただ、「標高は高く気温は低いので、凍結には注意すべし」と注意する人もいました。
軽井沢プリンスホテルスキー場のまとめ
人工雪を活用した、エキチカスキー場。それが軽井沢プリンスホテルスキー場です。人工雪といっても、昔に比べればかなり雪質は改善し、季節によっては天然雪よりも状態がよかったりすることも。プリンスホテルが運営するだけあって、施設やスタッフの質も高く、小さいけれど高品質のスノボ/スキー場といえそうです。
晴天率が高く、シーズンが長いなど、天然雪のスキー場にはないメリットがある一方で、規模は小さく、パウダースノーを期待することもできない、などというデメリットもあります。非常に特徴のはっきりしたスノボ/スキー場ですので、それを理解した上で訪れれば、いつでも安定した滑走を楽しめるでしょう。
※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。