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斑尾高原スキー場の口コミ・評判・感想

斑尾高原スキー場

■斑尾高原(長野県飯山市)

長野県と新潟県の県境に広がる広大なスノボ/スキー場。1972年の開設で、これまでに多くの世界大会が開催された伝統あるゲレンデです。円錐形の地形を活用した豪快なコースで知られ、特に中上級者向けの斜面が多いことが特徴。1990年代には年間70万人もの利用客が訪れました。隣接するタングラムスキー場と共通リフト券があり、滑り込みが可能です。

運営は藤田観光系の斑尾高原開発株式会社が永らく担ってきましたが、2005年に民事再生手続きを申請、不動産投資顧問会社ダヴィンチ・アドバイザーズがスキー場と関連資産を買い取りました。その後、2012年にスキー場経営大手のマックアースが買収し、近隣のX-JAM高井富士や黒姫高原などと同系列の運営になりました。

2017年にアジアゲートホールディングス傘下になったようで、マックアースのグループから離脱。さらに、2022年11月にシンガポールの不動産投資会社ペイシャンス・キャピタル・グループ(Patience Capital Group)が買収しています。

アクセスは北陸新幹線飯山駅からバスで30分ほど。上信越道豊田飯山インターからは16km・25分です。

斑尾高原スキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • 小学生未満(未就学児)のリフト料金が無料。そのためか子供が多い。本当の初心者も多い。
  • スタッフが親切。子供に笑顔で対応してくれてやさしい。
  • リフトに乗るとき、サポートが丁寧。
  • 初級者が多いわりに、初級コースが短くて少ない。
  • 上級者向けコースが豊富。ツリーランエリアが複数あるのも貴重。
  • 山頂からの景色が素晴らしい。日本海が見える時もある
  • スノーパークやアクティビティが充実している
  • タングラムは子供無料ではないので注意。
  • 標高が高いため、雪質はよい。雪も豊富でパウダーが楽しめる日が多い。
  • 快晴なら景色が素晴らしい。
  • ゲレンデがゆったりしている。皇太子殿下が何度か来ているという気品の良さがある。
  • コースが多く、幅も広いので、客は多くても混雑しない。
  • コース間、リフト間の連結が悪い。
  • 滑り込みができないコースレイアウトが多く、漕がされる。
  • メインゲレンデは混んでいるが、それ以外はリフト待ちはほとんどない。
  • 斑尾高原のみのエリアパスは、購入後でもタングラムとの共通券に変更可能。親切。
  • 会員登録するとリフト券+1000円食事券付きのクーポンがもらえる。
  • レストラン内がどこも禁煙で空気がきれい。
  • アクセスは高速降りてから近い。
  • 日帰り無料駐車場がリフトやレンタル施設まで遠い。
  • なんとなくナンパなイメージがある。

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斑尾高原スキー場のゲレンデ概要

総面積:75ha
コース数:31
最大標高/最低標高:1350m/910m
標高差:440m
最長滑走距離:2500m
最大斜度:36度
リフト・ゴンドラ数:13本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%

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斑尾高原スキー場の口コミ・評判・感想

中上級者向けコースが豊富な穴場ゲレンデ」。斑尾高原を一言で表現するとこうなるでしょうか。ゲレンデレイアウトは全体的に斜度が厳しく、中上級者向けコースが主体。モーグルワールドカップが開催された実績もあるほどです。ツリーランが楽しめるコースが複数設定されているのことに関しての評価が高く、「他のスキー場では味わえないツリーランの楽しみを堪能できる」という感想もありました。

斑尾高原スキー場

コースは中上級者向けが多いのですが、ゲレンデには子供や学校団体のスクール生も目立ちます。ただし、「初心者向けの滑走エリアは限られるので、同じ場所で繰り返し練習することになる」という感想もありました。

「非圧雪エリアも多く、人は少ないので、中上級者のコソ錬にも向いている」というリピーターの口コミもあり。初級者も中上級者も、練習するにはいいゲレンデなのかもしれません。左右に広いゲレンデなので、標高差はあまりありません。

斑尾高原スキー場

非圧雪のPRに力を入れている反面、クルージングに適した圧雪斜面は多くはありません。「圧雪斜面のロングコースで滑走感を味わいたい人には向かないスキー場」という口コミもあります。また、「コース整備もいまひとつで、斜面は荒れている。非圧雪をPRしているのは、圧雪費用を抑えたいことの裏返しではないか」という厳しい指摘もありました。「パウダーは楽しめるが、詰まりやすい」とゲレンデ状況のこともあるようです。

斑尾高原スキー場

ゴンドラはなく、フード付きクワッドリフトは一つです。このフード付きを中心に回しているぶんには快適ですが、クリスタルコース方面に出ると、ベース付近でスノーエスカレータに乗ったり漕がされたりして「接続が今一つ」という評判があります。ただ、「年々少しずつ改善されている」という声もありますので、今後に期待しましょう。

スノーパークは「フリーライドパーク」「キッズパーク」があります。フリーライドパークはボックス、キッカー、レール、ウェーブなどが一通り揃っています。キッズパークはスキー・ボードや、ソリ・チュービングにそれぞれキッズ専用コースを用意。動く歩道や雪遊びコーナーもあり、幅広い年齢が楽しめそうです。

雪質に関しては標高が高いのでまずます。晴天率も50%程度で十分な水準です。「晴れたときの山頂部の景色は素晴らしい」と絶賛の口コミもあり、景色はなかなか。「いろんな意味で資質がこじっかりまとまったゲレンデ」という感想もありました。

斑尾高原スキー場

ゲレ食の名物はレストラン「ハイジ」がメイン。クリスタルコース下部の「バンフ」がサブ的な位置づけです。ハイジは800席もあり、「週末のピーク時を除けば、それほど混まない」という感想も。レストランは建物内全面禁煙。「空気がきれいなのが気持ちいい」とは、ノンスモーカーの感想です。

斑尾高原ハイジ

名物は「BIG斑バーガー」です。地元のみゆきポークを使ったハンバーグやメンチカツが入っています。「味は並みだけれど、この大きさは一見の価値あり。とんでもない大きさ」とのことで、食べてみる価値はありそうです。

ただ、「ハイジ」「チロル」といったレストハウスのゲレ食の価格は全体にお高めで、「メニューのバリエも平凡」との声もあります。「『バンフ』近くにある大衆食堂『ウェストバレー』のほうが安くて旨い」という感想もありました。ゲレンデマップに店名はありませんが、クリスタルコース下部にレストランのマークだけは記されています。

斑尾高原スキー場

リフト券はタングラムも滑れる「マウンテンパス」(斑尾山共通券)と斑尾高原スキー場のみを滑れる「エリアパス」があります。「価格差はそれほどないので、マウンテンパスを利用がオススメ」という声が多いです。スキー場のウェブサイトで会員登録すると、クーポンを印刷できますので、それを持参すると食事券+リフト券がかなりお得になります。

アクセスは北陸新幹線飯山駅からバスで30分です。クルマの場合は上信越道豊田・飯山インターから16km、25分で着きます。最近は高速道路が伸びて、新幹線までできて、昔に比べて斑尾高原への交通は格段に便利になりました。

そのせいか日帰り派が増えたようで、「ペンション街は閑散としている」という証言もあります。「外国人の姿はそれほど多くない」ということも、宿泊者が多くない理由かもしれません。日帰りスキーの駐車場は第7と第8の2カ所がありますが、第8のほうがリフトに近いです。

クルマで行く場合、飯山からのアクセスはかなりの山道ですので、チェーンは必携です。

斑尾高原スキー場のまとめ

「まだらお」という語感からか、おしゃれで洗練されたスキー場、というイメージを持つ人も多い様子。「なんとなくナンパなイメージ」を抱いている人も多いようです。しかし、実際はハードな斜面を持つスキー場で、非圧雪コースが多く、どちらかといえば中上級者向けが主体のゲレンデです。

最近は、小学生を含めてキッズ向けのサービスに積極的。施設は古いものの斑尾高原ホテルのサービスのクオリティは高く、初めて子供を連れて行くスキー場には向いているでしょう。ただ、初級者が滑れるエリアが狭いのが難点で、中級レベルへ向けて練習するなら他のスノボ/スキー場がいいかもしれません。一方、中・上級者にはツリーランが人気のほか、非圧雪のハードなコブ斜面も豊富です。

「大規模スキー場」に分類される広さですが、その割に利用客は少なめ。そのためゲレンデの混雑はあまりありません。練習に向いている静かで穴場的スノボ/スキー場が、斑尾高原といえるでしょう。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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