苗場スキー場の口コミ・評判・感想
■苗場(新潟県魚沼郡湯沢町)
日本で最も有名なスキーリゾートの一つが苗場。プリンスホテル系のスノーリゾートです。総面積134haという広さにくわえ、コースは緩急に富んでいて、初級者から上級者まで誰でも自分のペースで楽しめます。アフタースキーも充実し、リゾート空間は洗練されていて、どれをとっても日本を代表するゲレンデの一つといえます。昔は混雑の象徴のようなゲレンデでしたが、最近は空いていて、リフト待ちも激減しました。
2002年に近隣のかぐらスキー場との間に世界最長のゴンドラ(5,481m)である「苗場・田代ゴンドラ」(ドラゴンドラ)が設置され、苗場からかぐら・みつまた・田代の各スキー場にアクセスすることが可能になりました。これら全てのスキー場を総称して「Mt.Naeba」と呼ぶこともあります。
苗場スキー場の口コミ・評判・感想まとめ
- ある意味スキーバブルの象徴のようなゲレンデ。
- 広いゲレンデが多いので滑りやすい。
- コースは緩・中・急・コブ・非圧雪と全て揃っている。
- 初級者には第2・第4・第5ゲレンデがオススメ。幅も広く滑りやすい。
- 中級者には大斜面ゲレンデが滑りやすい。ホテルを見つつ適度な斜度と幅もあり良いコース。
- 山頂からベースまでのクルージングが楽しい。
- パークは入りやすい。
- 接客は全体的に丁寧。リフト係もきちんと挨拶する。
- 最近は日帰り施設が充実してきた。日帰り客が多くなっている。
- 週末の渋滞がひどい。
- 鉄道アクセスは大変。越後湯沢からのバスは少ない。基本的にクルマで来るべき場所。
- 空いているときは一部のリフトが止まっていることもあり。
- 飲食施設は殆どベースに集まっている。ゲレンデ上部の施設は少なめ。
- レストランの値段が高い。
- 昔のような長いリフト待ちはなくなった。
- 広々としていて、清潔で、快適。さすが苗場。
- ゲレンデが混んでいて滑りにくい。
- 駐車場が無料になった。
- 最近は、ようやく日帰り客にも力を入れ始めた様子。
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苗場スキー場のゲレンデ概要
総面積:134ha
コース数:24
最大標高/最低標高:1789m/900m
標高差:889m
最長滑走距離:4000m
最大斜度:32度
リフト・ゴンドラ数:14本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%
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苗場スキー場の口コミ・評判・感想
「憧れのスキーリゾート」といえば、苗場を思い浮かべる人も多いでしょう。日本で最も人気の高いスキー場の一つであるのは間違いなく、「一度は行ってみたかった」と口にする人は多いです。行ってみた人の感想は、「とにかく広さに驚いた」「初心者や家族連れも多いし、誰でも安心して滑れる」という肯定的なものが多数派。首都圏から近いスキー場で、これだけ広いゲレンデはなかなかなく、それが評価に直結しているようです。
ファミリー向けのスキー場としても知られており、子供用のレッスンコースや雪遊びエリアもあります。ゲレンデとホテルのアクセスがよく、託児施設もホテル内に完備され、子ども連れには使いやすいと評判です。
雪質は湯沢エリアということもあり「それなり」ですが、湯沢のスキー場の中でも一番内陸側にあり、標高が高いため良質の雪が降ります。「湯沢エリアでは一番の雪質。とくに苗場のなかでも標高の高いゲレンデに行くと十分満足できる」と絶賛する声もあります。
かつての苗場といえば「リフト待ち」でも知られていました。なにしろ単一スキー場としては日本最多の来場者数を誇るゲレンデです。面積も広いですが、広いけれど利用者も多いのです。したがって、週末などは混雑し「混んでいて滑りにくい」という感想もあります。
ただ、最近の訪問者のコメントでは「昔ほどの人はいなくなった。リフト待ちもせいぜい5分くらい」という経験談が多いです。
かつては有料だった駐車場も無料化しましたが、「それだけ客が減ったのだろう」「宿泊客から駐車料金を取ること自体が間違っていた」と醒めた意見もあります。ただ、「駐車場無料は助かる」と素直に評価する人がほとんどです。
パークも充実してきました。「苗場テレインパーク」は、全長650mのクロスコースとキッカーやボックスなどのアイテムを揃えます。「整備もしっかりしている」「入りやすい」というコメントもあり、クオリティは高い様子です。
昔に比べゲレンデは空きましたが、ゲレンデに至るまでの渋滞は今も残ります。平日は全く問題ないですが、「週末は三国峠で渋滞することもあり、気を遣う」との声も。関東から行く場合は関越道月夜野インターが最寄りですが、「冬場は湯沢インターからのほうが安心」との声も多いです。湯沢から苗場への渋滞はあまりありません。むしろ渋滞が問題なのは関越道で、手前の渋川で降りて、国道をそのまま走って行く人も多いようです。
施設については、2006年に日帰りスキーセンター「N-Plateau(エヌ・プラトー)」がオープン。施設内の混雑は大幅に緩和されました。エヌ・プラトーには更衣室、ロッカーなどの設備が充実。「昔はお高いイメージがあったけれど、今は日帰りも普通にできるゲレンデになった」との感想もあります。広い休憩所やフードコートもでき、日帰りスキー場としても設備が充実し、抜きんでた存在になった感はあります。
ゲレ食は充実。施設内に30近いレストランがあり、フードコートから高級店まで水準もさまざま。一般客に人気なのは日帰り施設に作られたフードコートです。お値段はお高めで、「全体的に値段は苗場価格」という声も。「いわゆるゲレ食価格。まあこれは、仕方ない」とあきらめの声も。ただ、「味のレベルは高い方」とのお褒めの言葉も。何しろレストランは多いので、店やメニューによって全然異なります。値段にこだわらなければ、フレンチ「ボーセジュール」か、日本料理の「松風」の評価が高いようです。フードコートでは「TO THE HERBS.Kitchen」のパスタは安定感があります。
苗場スキー場のまとめ
苗場は単一のスキー場としては日本最多の来場者数を誇ります。それだけに多くの人が「一度は行ってみたい」「一度は行ってみた」ということで体験談を語るのですが、おおむねスキー場としての評価は高く付ける人が多いです。ただ、混雑期以外は全リフトが動いていないことも多いようで、その点に不満を挙げる人もいます。
中上級者をメインターゲットにしたゲレンデと思われていますが、初級者向けのバリエーションも豊富で、子ども向けのコースまで完備。全レベルの人が満足できるコース取りは見事といえるでしょう。
プリンスホテルのクオリティへの評価も高く、日帰り施設も好評です。難点は「リフト券や食事代の価格がやや高い」という点と、一部に見え始めた施設の古さくらいです。価格については「どんなスキー場でも町なかの値段より高いが、苗場はさらにワンランク高い」という指摘もありますが、「苗場だから」と納得している人も多い様子。高いといっても目が飛び出るほどではありませんし、少し贅沢するつもりで行けば苦にならないでしょう。
首都圏からの自動車アクセスはおおむね良好ですが、鉄道アクセスはやや不便。越後湯沢駅からバスで1時間近くかかるので、新幹線を使った日帰りにはあまり向きません。
※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。