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しらかば2in1スキー場の口コミ・評判・感想

■しらかば2in1(長野県北佐久郡立科町)

しらかば2in1スキー場は、白樺湖近くにあるスノボ/スキー場です。現在のルミエール側が最初に開発され、後にコアハウス側を増設しました。それが「2in1」の由来で、二つで一つに、という程度の意味だそうです。横に並んだ二つのスキー場をまとめた構成で、横長の斜面に距離が短めのコースが縦に並びます。

開設は1976年。「しらかばスキー場」としてルミエール側がオープンし、1986年にコアハウス側が完成しました。1990年に南平クワッドが完成し、現在の形になりました。

しらかば2in1スキー場は地元自治体である立科町の町営スキー場です。2020-2021年シーズンから指定管理者の樫山スノーテック株式会社の運営となり、リフトの運行など指定管理業務の一部を、同社の子会社であるしらかば高原株式会社に委託しています。同社は近くの白樺高原スキー場も運営しており、リフト券は共通で使えます。

しらかば2in1スキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • ゲレンデバリエーションは豊富だが距離は短い。
  • リフトを乗り継いで登ることがない、横幅の広いスキー場。滑走感に乏しい。
  • 小さいけど一通りコースがそろっている。
  • 初中級の斜面が多く、練習するにはいいゲレンデ。初級者には広くて滑りやすい斜面。
  • 標高差があまりない横に広いスキー場。地形の変化は面白い。
  • 圧雪しない未圧雪バーンが魅力的。オフピステっぽい場所を滑れるゲレンデはこのエリアでは稀少。
  • バーンが幅広なので、カービング派の人にはうってつけ。
  • パークには小さいながらも飽きさせないアイテム。
  • 全体的にのんびりした雰囲気でゆったり滑れる。
  • 山頂からは八ヶ岳、南北アルプス、車山等が望め、眺望が素晴らしい。
  • 半日券が2000円台で手頃。
  • コアハウスの丼物はボリュームがすごい。
  • コアハウスのカレーが格別。
  • ルミエール側は古い施設で、昔ながらのスキー場のレストランという雰囲気。
  • 駐車場は無料で広い。
  • 駐車場からゲレンデまでフラットでアクセスが便利。
  • ビーナスラインは凍結していることがあるので注意。

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しらかば2in1スキー場のゲレンデ概要

総面積:38ha
コース数:9
最大標高/最低標高:1834m/1565m
標高差:269m
最長滑走距離:1800m
最大斜度:32度
リフト・ゴンドラ数:6本
レベル割合:初級40%、中級40%、上級20%

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しらかば2in1スキー場の口コミ・評判・感想

滑走距離の短い練習向けスキー場」。しらかば2in1スキー場を一言で表現するとこうなるでしょうか。総面積38ha、標高差269mは大きいとはいえず、数百メートル程度のコースが横に長く配置されています。ゴンドラはなく、高速クワッドも1本にすぎません。

しかし、「緩斜面、中斜面、コブ斜面、パーク、林間コースなど、一通り揃っている」という口コミにあるように、バリエーションは豊富です。「繰り返し滑って練習するにはぴったりのスキー場」という感想も多いです。「斜面構成要素が多彩で、意外に飽きない」という声もありました。

初級コースには、傾斜角がほぼ一定で広くなだらかな斜面があります。「練習をするには最適」という感想も多く、初級者にはいいスノボ/スキー場でしょう。上級者向けの斜面には乏しいですが、「ヘブンリーゲレンデにモーグルバーンがあったり、キャニオンコースが未圧雪の深雪だったり、細かいバリエがある」ということで、技術を磨くには良さそうです。

パークはアイテムが揃いますが、規模はそれほど大きくありません。「アイテム以外にも、タイム計測可能なポールバーンやクロスコースなどがあり面白い。地形遊びも楽しい」という感想がありました。

とはいえ、「リフトを乗り継いで登ることがない横幅の広いスキー場で、滑走感に乏しい」というのも代表的な感想です。滑ってはリフト、滑ってはリフトを繰り返しますので、ゴンドラで長距離滑走するような充実感は得られないでしょう。そのリフトが「遅い」という感想も少なくありません。

晴天率は80%とされ、気持ちよくスキーができる可能性は高いです。そのぶん雪量は少ないので、スノーマシンも使用され、時期によっては人工雪です。そのため、雪質には大きな期待は抱かないほうがいいでしょう。

ベースの施設は「コアハウス2in1」と「ルミエール」の二つ。コアハウス2in1は、池ノ平ホテルグループの運営で、ルミエールは地元運営の昔ながらの雰囲気です。それぞれが「リフト券+昼食券」のパックを販売しています。ですので、パック券を使う場合は、最初にどちらのレストランで食事をするかを決めてからにするといいでしょう。

コアハウスには大展望カフェレストランがあり、ネパール人シェフによる本格的なカレーライスが名物。「このカレーは格別で、ゲレ食のレベルではない。スパイシーで旨い」と評判は良いようです。

一方、ルミエールのレストランは、1階と2階に分かれていて、ゲレンデから入れるのは2階「ルミエール」です。カフェテリアレストランで、人気は「信州名物ソースかつ丼」です。1階は「昭和食堂 立科」。文字通り昭和的な定食屋で、人気は「回鍋肉定食」と「焼肉定食」です。「体育会系でボリューム満点」という口コミも寄せられていますので、定食系を腹一杯食べたい人はこちらがいいでしょう。もやしてんこ盛りの「立科ラーメン」も名物です。

アクセスは中央道諏訪インターから26km、40分。上信越道佐久インターから45km、70分です。どちらから来ても、東京から2時間半程度です。晴天率の高いエリアですが、路面は凍結しますので、スタッドレスかチェーンは必要です。

北陸新幹線佐久平駅からのバスで約70分、中央本線茅野駅からバス50分です。正直なところ、JRでのアクセスはあまりよくありませんので、クルマがないのなら、直行のツアーバスで来るといいでしょう。

しらかば2in1スキー場のまとめ

蓼科・白樺湖エリアには中小規模のスキー場がいくつかありますが、しらかば2in1スキー場は、エリア最大の利用者数を誇る人気スキー場です。コースバリエーションが豊富で、ゲレンデが広く、滑りやすいことが人気の理由でしょう。

蓼科・白樺湖エリア全体に共通することですが、晴天率が高く、いつ行っても景色が楽しめるため、子供連れも安心して来れることなどは大きなメリットです。また、半日券が安いことにも注目していいでしょう。規模の小さいスキー場ですから、1日券を買う必要はないかもしれません。

しらかば2in1は、町営スキー場ということもあり、最近は追加投資があまりされていないようです。そのため、全体に古さは否めず、リフトも昔ながらのペアリフトが主体となっています。コースの距離がないためあまり気にならなりませんが、全体的にのんびりとしたスノボ/スキー場です。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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