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群馬みなかみほうだいぎスキー場の口コミ・評判・感想

■群馬みなかみほうだいぎ(群馬県みなかみ町)

群馬県水上エリア最大規模のスキー場。以前は「水上宝台樹スキー場」という名称でしたが、2021-22シーズンより「群馬みなかみほうだいぎスキー場」に改称しました。水上インターから17kmとやや奥まった位置にあります。16本のコースはバラエティに富んでいて、競技大会が開かれることもある本格ゲレンデです。

開設は1979年。群馬県営の施設として建設されました。リフトの運営などを第三セクターの武尊山観光開発株式会社が担い、2006年からは指定管理者になっていました。2021年に武尊山観光開発の事業を不動産デベロッパーのオープンハウスに譲渡。2022年シーズンからは、新たな体制となり、ひらがな名称に改称しました。

スケール感のある伝統的スキー場で、施設にも余裕がありますが、長く自治体と三セクの運営だったこともあってか、設備の更新はやや遅れ気味です。

群馬みなかみほうだいぎスキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • 緩、中、急、圧雪、非圧雪と全て揃っている。
  • 水上エリアでは最もコースバリエーションが多い。
  • レイアウトが効率的で、ムダなスケーティングがない。
  • 上級者向けの急斜面が充実している。
  • 成平コースが快適。距離も斜度も適度。
  • 初心者の練習に向いている幅広い緩斜面がある。
  • そこそこ滑り応えのあるコースが多い。中級スキーヤーには無難なゲレンデ。
  • ボード用のアイテムが少ない。
  • パークは、キッカーが少なくてレールなどが多い。小さいキッカーは、飛びづらい。
  • 高速クワッドもあり移動がスムーズ
  • リフトが全体的に古さを感じた。高速クワッドもあるが一部。
  • バブル期以前のアナログな雰囲気。ローカルスキー場的な風情が残る。
  • スキーヤーがやや多い。
  • トイレがゲレンデ内に多い。
  • キッズエリアや託児所あり。
  • スノーエスカレーター付きのキッズエリアもある。
  • 設備やレンタルは古い。
  • 北斜面であるため、雪質が良い。
  • 晴れ日が少ない。
  • ゲレンデレストランが充実している。十割そばや焼きカレーがうまい。
  • 食堂は昔ながらのスキー場の食堂という雰囲気。素朴で値段も良心的。
  • 客が少ない平日はベースのレストランしか営業していない。
  • 無料休憩所があり、ブーツをぬいでくつろげる。
  • 周辺スキー場が少ないので、インターまで渋滞しにくい。
  • 途中でスタックする車があると大渋滞。
  • 駐車場にトイレ、更衣室があって便利。

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群馬みなかみほうだいぎスキー場のゲレンデ概要

総面積:193ha
コース数:16
最大標高/最低標高:1400m/830m
標高差:570m
最長滑走距離:2600m
最大斜度:40度
リフト・ゴンドラ数:7本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%

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群馬みなかみほうだいぎスキー場の口コミ・評判・感想

レトロ感残す木訥なバランス型スキー場」。ほうだいぎスキー場を一言で表現するとこうなるでしょうか。緩、中、急と全て揃った斜面。圧雪、非圧雪のバリエーション。さまざまなコースをバランス良く配置しています。レイアウトも効率的で、まとまりのあるリゾートスキー場の先駆けともいえる存在です。ゲレンデ面積も193haと広く、コース面積だけで86haもあります。

一方で、高度成長期の開業後、大きなリニューアルなく30年以上を過ぎており、昭和の公設スキー場のレトロ感を今も残しています。派手さはありませんが、充実感のある木訥なゲレンデです。

ほうだいぎスキー場を訪れた人の感想は、あまりまとまりがありません。「初級者に優しい」という人もいれば、「中級者には外れのないスキー場」という声もあり、「上級者が楽しめるゲレンデ」というレビューを残す人もいます。こうした多様性が、みなかみほうだいぎスキー場の大きな特徴といえるでしょう。

ベースに「たんぽぽコース」という距離が長い緩斜面を配し、「初心者でも楽める」という口コミは多いです。また、40度の壁のある「イーグル」やコブ斜面の「パラダイス」については、「上級者向けの急斜面が充実している」というレビューが多いです。全体に中級者なら滑れるので、「中級者がバリエーションを楽しめる」という声もあるのです。さらには、「スノーエスカレーター付きのキッズエリアもある」ということで、これほどバランスの整ったスノボ/スキー場は珍しいかもしれません。強いて難点を言えば、「お気楽に流す斜面が少ない」ということくらいでしょうか。

水上エリアではもっともバリエがあるゲレンデ」という感想は多く、このエリアを代表するスケール感のあるスノボ/スキー場であることは間違いありません。ただ、「尾根伝いのコースが主体で、ワイドなバーンが無い」「スノーボードではあまり楽しめない斜面構成」というレビューもあり、どちらかといえばスキーヤー向けのゲレンデかもしれません。

最大の欠点としてあげられるのが、「施設が古い」こと。とくにリフトに関しては、「昔ながらのペアリフト主体で、高速クワッドは少ない」ということです。フードの付いてないリフトが多いので、「寒さ対策は必要」というアドバイスも。それ以外のレストハウスなども、全体にレトロ感が漂います。ただ、「リフトを降りた場所に無料休憩所があってくつろげる」といった感想もあり、昭和的なゆったり感が逆に快適という意見もあるようです。

パークアイテムは最近充実してきていますが、「キッカーが少なくてレールなどが多い」「小さいキッカーは、飛びづらい」といった口コミもあります。

レストラン・カフェは計6箇所と、規模の割には多いです。ただ「土日のみ営業の店が多い」ということで要注意。人気のゲレ食はカフェテリアペガサスの「焼きチーズカレー」。おすすめする人は多いです。メインレストランの宝台樹食堂では「厚切り三元豚デミソースカツ丼」が人気。「食堂は古くからあるスキー場の食堂という感じ。素朴で値段も良心的」という感想が。また、カフェでは「アップルパイやシュークリーム、マドレーヌといったおやつが安くて美味しい」という感想もありました。

日帰り施設も更衣室は広めでロッカーも豊富。全体にキャパシティには余裕のあるスノボ/スキー場です。ただし、「週末はかなり混雑する」という感想が多く、キャパも大きいが客も多い、ということのようです。

アクセスは水上インターから17km25分。かなり奥まった位置にあります。「水上インターからのスキー場はそれほど多くないので、渋滞はあまりしない」とのこと。「道中の雪道もそれほど大変ではないが、スタックするクルマがいると身動きが取れなくなる」という経験談もありました。

鉄道の場合は、上越線水上駅からバス45分。バスは、宝川温泉または湯ノ小屋行きに乗車し、宝川温泉入り口で下車。そこからスキー場のシャトルバスに乗り継ぎます。正直、不便ですので、鉄道利用はあまり現実的ではありません。

群馬みなかみほうだいぎスキー場のまとめ

群馬みなかみほうだいぎスキー場は、設備は古いのですが、ゲレンデのポテンシャルは大きなスキー場です。ただ、第三セクターの会社がまったり経営してきたからか、全体に地味です。

しかし人気がないかというとそうでもなく、週末は混雑し、ファミリーゲレンデは人だらけになったりします。どうにも、ポテンシャルを活かしきれないスノボ/スキー場です。

人気があるのかないのか、わかりにくいスキー場ですが、訪れた人から不平不満はあまり聞かれません。半公営だった伝統で、ゲレンデや施設のキャパシティが大きく、料金は安くはないけれど妥当な価格で、駐車場も広く使いやすいです。ただ、水上駅からのシャトルバスがなかったり、土日は営業を縮小したり、なんとなくお役所仕事なところもありました。

新興企業でイケイケのオープンハウスに経営主体が変わったことで、こうした雰囲気がどう変わっていくのかは注目でしょう。

全体的にそこそこのレベル。外れのないスキー場だけれど、強力におすすめする場所でもない」。これまでのところ、そんな平均点的なスノボ/スキー場といえるのかもしれません。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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