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妙高杉ノ原スキー場の口コミ・評判・感想

■妙高杉ノ原(新潟県妙高市)

妙高山の東斜面に位置するスキー場。8500mというロングコースと、1124mもの標高差を有するダイナミックなスノボ・スキー場です。

ゲレンデは「杉ノ原ゾーン」と「三田原ゾーン」の2つに分かれています。杉ノ原ゾーンは手強い急斜面を持ち、三田原ゾーンは変化とうねりを持つ緩斜面。どちらも圧倒的なロングランクルージングが魅力です

開設は1968年で、運営はプリンスホテル。そのため、ゲレンデの各所にプリンスホテル系のレストハウスが見られます。しかし、宿泊施設にプリンスホテルはありません

アクセスは上信越道妙高高原インターから5km10分、鉄道の場合はえちごトキめき鉄道・しなの鉄道妙高高原駅からバスで25分です。新幹線を利用する場合は、長野駅または上越妙高駅で乗り換えになります。

妙高杉ノ原スキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • しっかり圧雪されたロングコースが魅力。
  • 長いゴンドラとクワッドでロングコースを堪能できる。
  • コースが長く、幅も十分にあるので、のびのび滑れる。
  • 山頂からはすばらしい山並みの景色が見える。野尻湖、斑尾山、黒姫山に、晴れていれば富士山まで見られる。
  • 週末でもあまり混雑しない。
  • ゲレンデの真ん中で座りこむ人が少ない。
  • ボーダーがやや多い。
  • スーパージャイアントコースは恐怖。38度はきつい。
  • ゲレンデが大きいのであまり混んでる気がしない。
  • 非圧雪ゾーンがあり新雪を楽しめる。
  • 「杉の原第一ロマンスリフト」が遅すぎる。三田原から杉ノ原に戻るときに苦痛。
  • ゲレンデのメンテナンスが良い。圧雪、整備に手抜きがない。
  • ゴンドラが向かい合いでは無く背合わせ。知らない人と乗っても気楽。
  • リフト/ゴンドラの係員の対応がいい。定員乗車に一生懸命努力している。
  • リフトがフード付きで寒くない。
  • 小学生以下リフト無料。
  • 三田原ゾーンのパークが充実している。
  • ゲレンデにトイレが少ない。混雑時は行列。
  • トイレにドライヤーが設置されている。更衣室も広い。
  • ゲレンデの規模に比して、レストランが多く充実している。
  • レストランが多いので、待たずに座れる。
  • 第一駐車場のクレープ屋さんがおいしい。
  • ICから近い。ゲレンデまでの道は除雪されていてラク。
  • 駐車場が舗装してあり、無料。
  • ゴンドラ乗り場付近にコンビニあり。
  • リフト券がお手頃。「4時間券」がある。「午前券」や「午後券」より使いやすい。

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妙高杉ノ原スキー場のゲレンデ概要

総面積:90ha
コース数:17
最大標高/最低標高:1855m/731m
標高差:1124m
最長滑走距離:8500m
最大斜度:38度
リフト・ゴンドラ数:5本
レベル割合:初級40%、中級40%、上級20%

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妙高杉ノ原スキー場の口コミ・評判・感想

日本有数の高品質ロングランスキー場」。妙高杉ノ原スキー場を一言で表現するとこうなるでしょうか。

最長滑走距離は8500m。これより長く滑れるスキー場は他にもありますが、「1000m以上の標高差があり斜度も適切なロングコースは、他に見あたらない」という感想が代表的な意見でしょう。「距離と質を兼ね備えたロングコースとしては日本有数。六日町八海山、白馬八方と並ぶ本州3大ロングコースといっていい」と絶賛する口コミも見られます。

ゲレンデは「杉ノ原」と「三田原」に分かれますが、上級者は杉ノ原ゾーン、初級者は三田原ゾーンが適しています。中級レベルならどちらも楽しめるでしょう。「中級者向けのコースが豊富な、中級者天国」と評価する人もいます。

ただ、三田原ゾーンは2010年シーズンから「三田原第一高速リフト」が運休。ゲレンデマップからも姿を消しています。そのため、三田原ゲレンデで「初級者が一番楽しめる」と評されたフォレストラインを下るには、ペアリフト、ゴンドラを乗り継いで連絡コース入らなければなりません。「連絡コースは初級者にはつらい」ということで、初級者には滑りにくいスノボ/スキー場になってしまった感もあります。

「杉ノ原だけを滑った方が滑りやすいが、単調になって1日いると飽きる」というコメントもあります。「コースのバリエーションは少なく、どこを滑っても同じような雰囲気」という評価を口にする人も。

日本海に近い妙高エリアに位置するため、「雪質はやや重い」という評価はあり、とくに春スキーの雪の湿りは否めません。ただし、標高差の大きなスキー場なので、「上部ゲレンデの雪質は最高」という感想も多く寄せられています。最上部にある「三田原第3高速リフト」を使って回せば「ぱふぱふが楽しめる」とのこと。

ただ、最上部からの「スーパージャイアントコース」は要注意。最大斜度38度の「超チャレンジングなコース」とのことで、「マジやばい」とおののく声は少なくありません。通称「天狗落とし」と言われるカベは、27度の斜度に加えて未圧雪で、相当難易度は高くなっています。これをこなせる腕前のスノーボーダー/スキーヤーにとっては、急斜面あり、ロングコースありの「神ゲレンデ」と感じる人もいるようです。

パークも充実しており、「パウダーゾーンも、パークも、モーグルもある。緩斜面も急斜面も充実して滑走距離も長い」と、アトラクションの豊富さの満足度も高いようです。

プリンスホテル系列のスノボ/スキー場ですが、ゲレンデサイドにプリンスホテルはありません。ただし、レストハウスは「アリエスカ」などプリンスホテルのクオリティです。スタッフの対応も「さすがプリンスホテル」と評価する声が多く、ゲレンデ整備も丁寧で、圧雪もしっかりしています。コースもスタッフも質が高い一流スキー場といっていいでしょう。

ゲレ食は「レストランアリエスカ」がしっかりしていますが、三田原の中腹にある「三田原食堂街」も人気。個人経営の飲食店が軒を連ね、「価格もスキー場とは思えないほど安い」というヨロコビの感想が。また、各所でクレープが販売されていて、とくに「第一駐車場下のクレープは超おいしい」と評判です。

アクセスは上信越道妙高高原インターから5km。坂道はありますが運転の難易度は低く、訪れやすいと言えるでしょう。鉄道ではしなの鉄道とえちごトキめき鉄道の妙高高原駅からバスで25分。北陸新幹線利用の場合は、長野駅からしなの鉄道北しなの線の普通列車を利用します。西方面から来る場合は、上越妙高駅からえちごトキめき鉄道を利用します。正直なところ、鉄道で訪れやすいスキー場ではありません。

妙高杉ノ原スキー場のまとめ

質の高いロングコースで知られる妙高杉ノ原は、ベテランスキーヤー、スノーボーダーには特に人気のあるゲレンデです。1000m超の標高差を一気に下れる爽快なロングランコースは、日本中のスキー場を見渡しても他に類例はほとんどありません。白馬八方尾根、六日町八海山、富良野などとならび、爽快なクルージングが楽しめる希有なスキー場といえるでしょう。

そういうことで、スキー/スノボを長く続けている人なら、一度は訪れてみたいスキー場が妙高杉ノ原です。ただ、縦に長い分、横の広がりに欠き、「コースが単調」という批評もあります。

また、三田原第一高速リフトの運休によって、初級者が利用できるリフトがきわめて限られるという事態になりました。初級者は事実上杉ノ原ゾーンの下の方だけでしか滑れません。初級者が腕を磨くなら、別のスキー場にしたほうがいいでしょう。

雪質に関しては賛否ありますが、立地が日本海に近いため、訪れたタイミングによっては湿雪が多く重い場合があることは事実のようです。妙高杉ノ原の真価を味わいたいなら、1月から2月上旬の雪質のいい時期を狙うといいでしょう。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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