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スキーストック・ポールの選び方の基礎知識

スキーのストック(ポール)は、板やブーツに比べれば重要度は下がります。にもかかわらず、実際に選ぶとなると、商品の価格差は大きいですし、長さもさまざまです。スキーストックの長さも初心者と上級者では選び方に違いがあります。

ここでは、初心者から中級者までのレベルで、初めてスキーストックを買う人に向けて、ストックの選び方を解説します。

アルミ製かカーボン製か

スキーストック(ポール)には大きくわけてアルミ製とカーボン製の2種類があります。一般的にはカーボン製のほうが軽くて強度もあり、アルミ製は重くて強度に劣ります。曲がりやすいのはアルミ製です。ただし、カーボン製といっても素材の混合率によっては強度が弱いものもあります。強度が上がるほど価格も高くなります。

全体的に、アルミ製よりもカーボン製のほうが価格は高いです。ただ、それほど大きな違いでもないので、こだわりがないなら初めてストックを買うなら、カーボンの低価格モデルと買うといいでしょう。カーボンのほうが軽くて扱いやすいです。軽いと、移動時もラクです。

ストックの長さはどのくらいが適切か?

スキーのストック(ポール)の適切な長さは、身長と技量によって異なります。一般的には身長の68%が長さの基準とされています。身長175㎝なら119cm程度、身長160㎝なら109㎝程度です。

上級者になると、ストックを突くケースは減り、突く場合でもバランスを取ったりターンのタイミングをはかるために使いますので、ストックの長さは標準より2〜3㎝ほど短くします。一方、初心者の場合は、ストックを杖の代わりにしり、漕いだり倒れないように使ったりしますので、標準より2〜3㎝ほど長くするといい、と言われます。

スキーストックを自分で購入する人は、まったくの初心者ではないと思いますので、一般的な「身長の68%」を目安にすればいいでしょう。販売されているストックはだいたい5㎝刻みですので、「自分は下手だ」と思っていれば、端数は切り上げ、「そこそこの技量になった」と思っていれば、端数は切り捨てるといいでしょう。

子供の場合も初心者と同様で、長めを選ぶといいでしょう。子供の場合は、身長の70〜73%が目安と言われます。ただ、子供は成長が早いので、以下の可変式を購入した方が、長く使えます。

可変式か固定式か

ストックには長さを変えられるもの(可変式・伸縮ポール)と変えられないもの(固定式)があります。可変式の場合は、自分に適切な長さに細かく調整できるというメリットがあります。上級者になると、滑るスタイルによって長さを変える、という使い方もできます。また、子供のように、身長が伸びている途中なら、可変式がいいでしょう。

一方、一般成人が使うなら、固定式で十分といえます。ただ、固定式の長さは5㎝刻みになっていることが多いので、自分にしっくりこないこともあります。その場合は、可変式で自分好みの長さにぴったりと合わせたほうがいいでしょう。

可変式ストック(伸縮ポール)は、滑っているときに「ズレ」が生じるのではないか、と心配する人もいますが、しっかりネジで留められますので、その心配はご無用です。操作性・耐久性は、固定式とほとんど変わりません。

スキーのストックの値段

ストックは、簡単にいえば、「軽いほど高く、重いほど安く」なっています。可変式と固定式では固定式が安いです。つまり、一番高いのはアルミ製の固定式です。スキーのレンタルショップで貸してくれるのも、アルミ製の固定式の安いものです。

高いのはカーボンの可変式伸縮ポールです。カーボンの質はピンキリで、高額モデルだと一本数万円します。ただ、一般のゲレンデスキーヤーがストックの高額モデルを買う意味はほとんどなく、1万円以下の低価格カーボン製ストックがコストパフォーマンスに優れています

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