くじゅう森林公園スキー場の口コミ・評判・感想・混雑

くじゅう森林公園スキー場の口コミ・評判・感想

■九重森林公園（大分県玖珠郡九重町）

大分県と熊本県の県境付近にある、九州最大のスキー場です。九重連山の標高1300mに位置し、最長滑走距離1500mのゲレンデを擁します。正式名称は「九重森林公園スキー場」ですが、最近は「くじゅう森林公園スキー場」とひらがな表記になっています。

開設は1996年。バブル崩壊後にオープンしたスノボ／スキー場ですが、九州では貴重なゲレンデとあって人気を博しています。運営は九重森林公園株式会社です。

アクセスは大分道九重インターから24km、40分です。

総面積：24ha
コース数：6
最大標高／最低標高：1300m/1150m
標高差：150m
最長滑走距離：1600m
最大斜度：25度
リフト・ゴンドラ数：4本
レベル割合：初級70%、中級25%、上級5%

「九州最大のスキー場」。くじゅう森林公園スキー場を一言で表現するとこうなりますが、といっても総面積は24ヘクタール、コース面積は10ヘクタールにすぎません。リフトは4本、最長滑走距離1600m、標高差はわずか150m。それでも九州ではナンバーワンの規模です。

「九州の他のスキー場よりは広くて快適」というのが代表的な感想で、「九州にしてはコースがゆったりしている」など、「九州の中では……」という条件では、第1選択肢に上がるスノボ／スキー場といえそうです。

ゲレンデは初級コースが中心。「ファミリーゲレンデは適度に傾斜が緩く幅も広くて滑りやすい」という口コミがあります。幅の広い緩斜面という点では、九州ナンバーワンでしょう。

中・上級者コースは少ないですが、上部のチャレンジゲレンデ「思った以上に本格的。そこそこの傾斜を楽しめる」という感想がありました。

天然雪も降りますが、人工降雪機との併用です。「スノーマシンを惜しみなく使うので、雪質はまずまず」との評価も寄せられています。

くじゅう森林公園スキー場の特徴は、入場券制を敷いていること。そのため、雪遊びをするだけでもお金が必要になります。リフトを利用する場合は1日券と4時間券がありますが、「スキー場の規模からいって、4時間滑れば飽きる」ということですので、4時間券でもいいでしょう。

リフト券の価格は高く、「本州の大規模スキー場並み。くじゅう森林公園の規模からすれば高すぎる」という声も。ただ、スノーマシンをフル活用しているだけに、「高いのは仕方がない」という感想もありました。

ゲレ食はセンターハウス内のレストラン。評判はいまひとつです。「昔ながらのスキー場のレストラン。これぞゲレ食というレベル」というのが代表的な感想です。もちろん、ほめていません。「努力が感じられない」という口コミもありました。

強いておすすめを探せば「豚骨ラーメンや豚汁が美味しい」とのこと。価格はそれほど高くなく、「常識の範囲内」だそうです。

アクセスは大分道九重インターから24km約40分。九州道熊本インターからは60kmです。福岡からは九重インター経由で約2時間程度で、日帰りも十分可能です。

アクセス道の積雪は多くありませんが、朝晩は路面凍結はよくありますので、チェーンを持参しましょう。駐車場は無料です。

くじゅう森林公園スキー場は、九州最大のゲレンデです。斜面構成も比較的豊富で、九州エリア内で選ぶなら、ファーストチョイスになるスノボ／スキー場と言えるでしょう。

「ゲレンデは混んでるし、リフト券は高いし、ゲレ食もいまいち。不平不満を言い出したらキリがないが、九州にこの規模のスキー場があることを感謝したい」という口コミが、くじゅう森林公園スキー場の性格を一言で表現しているといえそうです。

福岡から2時間で到着でき、アクセスも至便です。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。