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サホロスキー場の口コミ・評判・感想

サホロ

■サホロリゾート(北海道上川郡新得町)

狩勝峠のほど近く、標高1,060mのサホロ岳に設けられたスキー場。戦前から滑降コースが存在し、スキーの大会などが開かれていたという由緒あるゲレンデです。1980年に再整備され狩勝高原スキー場としてオープン、さらに1985年に現在のサホロリゾートスキー場の名前になりました。2001年に運営が加森観光に全面委託され、ルスツやテイネなどと同系列になっています。

2017年シーズンに北斜面エリアがオープンし、総面積は98haに拡張。コース全21本は道東では最大規模で、北海道全体のリゾートとしても屈指のスペックとなりました。ルスツやトマムに比べると、やや「地味」な印象もありますが、新千歳空港からのアクセスが不便だった、というのがその大きな理由かもしれません。しかし、道東道の開業によってアクセスは劇的に改善され、帯広空港からだけでなく、新千歳空港からも行きやすくなりました。

ゲレンデは、十勝平野が望める、開放感たっぷりの景色が売り物です。また、晴天率が高いのもポイント。ハイシーズンの晴天率は50%〜60%程度です。気温も低く、安定したパウダーを楽しめます。

サホロスキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • 晴天率が高いスキー場。良く晴れて、景色は雄大。
  • 気温は低い。標高が高いこともあり、底冷えする。
  • 人が少ない。そのためとても滑りやすい。
  • 全体的に中上級者向けゲレンデ。初級者向けのバリエは少ない。
  • 頂上からの初級者コースもあるが、ビギナーにはつらい。
  • ゴンドラ一本でぐるぐる回れるコース。1日いれば飽きる。
  • ゲレ食が1カ所しかない。
  • 規模のわりにリフト券が高い。

サホロスキー場のゲレンデ概要

総面積:98ha
コース数:21
最大標高/最低標高:1030m/420m
標高差:610m
最長滑走距離:3000m
最大斜度:39度
リフト・ゴンドラ数:8本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%

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サホロスキー場の口コミ・評判・感想

晴天率の高い、中上級者メインのゲレンデ」。サホロを一言で表現するとこうなるでしょうか。中規模な標高差ながら、「尾根の滑走は気持ちよく、谷に滑り落ちる斜面もダイナミック。中級以上には楽しいゲレンデ」という感想が代表的でしょうか。

初級、中級などの表示が、他のスキー場より半ランク上な感じ。中級コースの表示に従って滑ってみると、上級に近いレベル、と感じることもあった」という感想もありました。初級者が滑れるゲレンデもありますが、あまり多くはありません。「頂上から山麓までの初級者向けロングコースもあるが、細い通路や急斜面もあり。とても初級者には無理。本州の中級者向けレベル」ということです。

サホロ

ゴンドラ・リフトは8本ありますが、「実用的なのは頂上まで一気に上がれるサホロゴンドラと、北斜面のサホロエクスプレスのみ。それで登って降りてを繰り返すゲレンデ構成なので、朝から滑ると午後には飽きてくる」という声もありました。実際、1本のゴンドラに乗れば、ほぼ全てのコースに滑り降りることができます。

ということで、なんとなく中規模のスキーリゾートを想像してしまうのですが、「スキー場エリアは広く、ゲレンデもゆったりしている。本州の感覚からすれば広大なスキー場」ということです。ルスツやトマムと比較すると小さい、というだけです。

そのほかの特徴は、晴天率の高さと、風景の雄大さ。「十勝平野を見下ろしながら滑ると、このまま平原まで滑って行けそうな気になる」というくらいの気持ちよさです。十勝エリアは全体的の降雪量が少ないため、「真冬のきれいな景色を楽しむには良いゲレンデ」「天気予報を気にせずに予約できるのもメリット」という意見もありました。

ゲレ食のメインはゴンドラスーション併設のレストラン。「味はそこそこ美味しい。値段も許容範囲」だとのことです。2017年シーズンからは、「花森熊カフェ」がゲレンデ内にオープンしました。

全体的に物価は高めで、「この規模のスキー場にしてはリフト券が高い」という評価。ただ、サホロを訪れる人の多くはホテル宿泊にリフト券がついたパックで来るそうで、気にする人はそれほど多くないようです。リフト券なしで訪れる場合は、リフト券価格は確認しておきましょう。

サホロ

そのホテルですが、ゲレンデサイドには「サホロリゾートホテル」と「クラブメッド」の2つ。サホロリゾートホテルは普通のゲレ近ホテルですが、クラブメッドは世界的な高級リゾート。外国人のインストラクターがスクールを実施していて、「日本人が英語でスキースクールを受講する」という姿も見かけます。ある意味、本当の国際リゾートといえるでしょう。

普通に泊まるなら、サホロリゾートホテルでいいでしょう。ゲレンデ近くには他に宿はありませんが、少し離れた新得町内に手頃な民宿などがいくつかあります。

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北海道スキーツアー

サホロは十勝エリアに位置し、アクセスも帯広空港からがメインルート。サホロが地味な印象だったのは、この立地も関係していたと思われます。

ただ、道東道が開通してからアクセスは大きく改善。新千歳空港まで直行バス2時間で到着できるようになり、利便性が増しました。「新千歳空港のほうが安いチケットが多い。帯広空港を使うメリットは薄れてきた」ということです。

サホロスキー場のまとめ

北海道のスキーリゾートとしてはやや地味ながら、晴天率の高さと中上級者向けのコースが楽しいスキー場。それがサホロといえます。地元北海道の加森観光の運営で手堅く、さらにClubMEDのホテルもあり、クオリティも高いリゾートといえるでしょう。いろんな意味で「中堅スノーリゾート」という表現がぴったりきます。

周囲の小規模ゲレンデに比べるとリフト券が高く、そのため地元客はあまり足が向かない様子。地元住民のなかには「サホロに行くなら富良野に行く」という声も少なくないようです。そのせいもあり、広さのわりに人が少なく、快適な滑降を楽しめるようです。

北海道のスキー場が初めての人が選ぶゲレンデにはなりにくいですが、中級者以上が2回目、3回目には行ってみると面白いゲレンデかもしれません。アクセスも改善され、新千歳空港から行きやすくなったのも大きなポイントです。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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