奥利根スノーパークの口コミ・評判・感想
■奥利根(群馬県みなかみ町)
群馬県水上エリアにあるスノボ/スキー場。中規模ながら迫力ある幅広の斜面を擁します。週末6時~24時までのロング営業と、小学生以下リフト無料が特徴です。
開設は1972年。当初は奥利根国際スキー場という名称でしたが、その後、水上奥利根スキー場となり、2008年から奥利根スノーパークとなりました。運営は、開設以来、鈴木商会が担っています。
アクセスは関越道水上インターから10km、15分。上越新幹線上毛高原駅からバスで40分、上越線水上駅からバス10分です。
奥利根スノーパークの口コミ・評判・感想まとめ
- 中級者以上の斜面構成で、広くて気持ちいいが、勾配は全体的にきつめ。
- そこそこ多彩なゲレンデが揃っている。
- ゲレンデ上部にいかないと初級コースがない。
- 初級者コースが狭いので、小さな子連れには向かない。
- コースが枝分かれしてないので、迷子になりにくい
- 他のスキー場に比べて空いているのでいい練習しやすい。
- 新設されたブナの木コースは、適度に手強く楽しい。初級者にはちょっと厳しい。
- ファミリーが非常に多い。
- 混雑は少なく、リフト待ちはあまり無い。
- ゲートハウスは新しいが、ゲレンデ内のレストハウスは昔ながら。
- 小学生以下リフト無料! 駐車場無料!! コスパが良い。
- 大人向けのリフト券種も豊富で、時間帯にあったものを選べる。
- インターからスキー場まで、道路が除雪されているので安心。
- 駐車場が狭く混んでいるが、ゲレンデは混まない。
- 営業時間が長い。6時~24時。
- スノーパークの整備がしっかりしている。
- レストハウスのトイレがすべてウォシュレット
- 週末の食堂はキャパ不足で落ち着いて食事できない。
- 食事の価格が常識的。メニューは少ない。豚丼が旨い。
奥利根スノーパークスキー場のゲレンデ概要
総面積:39ha
コース数:10
最大標高/最低標高:1180m/550m
標高差:530m
最長滑走距離:3000m
最大斜度:33度
リフト・ゴンドラ数:7本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%
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奥利根スノーパークの口コミ・評判・感想
「工夫を凝らしたコスパ良好なスキー場」。奥利根スノーパークを一言で表現すると、こうなるでしょうか。総面積は39ヘクタールと広くはないものの、ワイドな中・急斜面や、滑りやすいパークでゲレンデを彩ります。週末は6~24時までのロング営業を実施し、駐車場・小学生以下リフト無料といった施策も打ち出し、幅広い利用者の心をつかんでいます。
奥利根スノーパークは、2017年シーズンにリフトを増設して山頂付近に新コース「ブナの木コース」を新設。全長4000mのロングランが可能になりました。2018年には最大斜度30度のゆきざるコースも新設。さかのぼる2015年シーズンには、山麓のゲートハウスも新築と、積極的な設備投資が継続的に行われています。
ゲレンデは、ゲートハウスから第一リフトに乗って、レストハウス横で下りたところから広がります。「麓では想像できないような広々とした斜面が広がっている」という感想が示すとおり、山の中腹以上のゲレンデが主体のスノボ/スキー場です。
評判がいいのは、さらに上部の向山ゲレンデ。「初中級者がストレスなく滑れる適度な斜度の広いバーン」という口コミがありました。奥利根スノーパークは全体として中・急斜面が多いので、「基本的には中上級者向けのスキー場」と評する感想が多いのですが、「緩斜面と急斜面のバリエーションがあってレベルを問わずに楽しめる」という意見もありました。
実際のところ、初心者向けの滑走エリアは非常に限定されますし、スキー/スノボが全く初めてという人に、練習に適した斜面は見当たりません。「初級者が滑走できるのは迂回コースが中心。細いので、しっかり制動できる人じゃないと危ない」という口コミもありました。
一方で、向山ゲレンデには幅広の中斜面があり、「初級者の練習に向く」という感想も。ただし「斜度もそこそこあるので、初級から中級くらいの人に最適」という評判もあるようです。
奥利根スノーパークのもう一つの売り物が、「小学6年生以下リフト券無料」です。これは運営する鈴木商会の方針で、同社運営のスノボ/スキー場はどこも小学生以下無料となっています。奥利根スノーパークは駐車場も無料ですので、ファミリーで訪れるにはコストが安く、結果としてゲレンデにはキッズが溢れています。
前述したように、まったくの初心者が滑るにはつらいゲレンデなので、基本的には子連れであっても経験者向けのスノボ/スキー場です。「ゲレンデが適度な広さで、迷子になりにくいコース構造なので、ある程度滑れるファミリーには最適」という感想もありました。
最近は、パークにも力を入れています。メインとなるのは向山パークで、キッカーやボックスなどが揃います。「規模はそれほどでもないが、パークがコースと並列しているので、パークを滑る人とコースを滑る人が、同じリフトに乗れる」というメリットを挙げる人もいます。「パークはそれほど混まないし、シンプルなので練習には良い」という感想もありました。
ゲレ食はゲレンデ内のレストハウスがメインです。かつては「狭くてレトロ」という口コミが多かったのですが、2017年シーズンに内装をリニューアル。席数も増えて、以前より混雑は緩和されたようです。それでも、「週末は混雑して、落ち着いて食事できない」という感想も。
価格はリーズナブルで「ゲレ食としては安い方」とのこと。メニューはラーメンや丼ものといった、「いわゆる定番ゲレ食」がメインです。評判がいいのは、「豚丼」「かき揚げ丼」あたりでしょうか
。アクセスは水上インターから10km15分ほど。融雪設備が整備された県道沿いにあるので、スキー場までの道路は除雪がばっちりです。「高速インターからのアップダウンも少なく、運転はすごくラク」という感想がありました。
駐車場は無料の24時間営業で、これも好評です。ただし、仮眠室はありません。
鉄道の場合は、上越新幹線上毛高原駅からバスで40分です。JR上越線水上駅からなら10分です。
奥利根スノーパークのまとめ
奥利根スノーパークの魅力は、ずばり「アクセスとコスパの良さ」です。水上インターから、除雪のしっかりした道路で到達でき、駐車場は無料。営業時間は週末18時間のロングラン。小学生以下リフト券無料で、リフト券の割引やパックの種類も豊富。ゲレ食も手頃です。
要するに、使いやすくてお財布にも優しいスノボ/スキー場といえます。決して大規模ゲレンデではありませんが、中上級者を満足させる斜面はそこそこ揃っています。2017年に開設されたブナの木コースで、中上級者にはシーズンを問わず楽しみやすいゲレンデにもなりました。
練習向けのコースが多いので、腕を磨きたい人にも向いているでしょう。ただし、まったくの初心者が滑れるコースは少ないです。
※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。