赤倉温泉スキー場の口コミ・評判・感想
■赤倉温泉(新潟県妙高市)
赤倉温泉スキー場は、長野県北部、妙高エリアにあるスキー場です。はじめて赤倉でスキーが行われたのは明治時代。1950年には、リフトが開業し本格的なスキー場が開設されました。このように、赤倉温泉は日本屈指の老舗スキー場として知られています。
妙高赤倉エリアには「赤倉温泉スキー場」と「赤倉観光リゾート」の2つのスキー場がありますが、赤倉温泉スキー場は、赤倉を代表するメインスキー場です。
初級コースが50%という緩斜面主体のゲレンデ構成が大きな特徴で、どこを滑ってもほとんど急斜面がありません。文字通り「初心者天国」といえるでしょう。
赤倉温泉スキー場は「中央」「ヨーデル」「くまどー」「銀嶺」の4つのゲレンデで構成されます。「ヨーデル」が株式会社赤倉スキー観光サービス、「くまどー」が株式会社鈴木商会の運営です。ゲレンデごとに索道の運営会社が異なり、4ゲレンデの総称が「赤倉温泉スキー場」と考えればいいでしょう。地元企業が複数で運営する伝統的な地元資本型スキー場です。
山麓には昔ながらの温泉街が広がり、「温泉&スキーリゾート」を堪能できることでも知られています。
赤倉温泉スキー場の口コミ・評判・感想まとめ
- 2月にいったが、雪質はいまひとつ。
- 海が近いせいか、雪はちょっと重め。
- 雪の状態の良い中腹から上が混雑する。
- 雪質は信越でもトップクラス。パウダーも楽しめる。
- 積雪が多い。
- 横に広いスキー場で、緩斜面が多い。赤倉観光とは対照的。
- 幅広で長い緩斜面。初心者、初級者に最適。
- 横のつながりはあまり良くない。
- 初心者向けのコースが多く物足りない。
- スキー場のレイアウトが悪い。4つのエリア間の連結が悪く、横に歩かされる。
- ヨーデルゲレンデには初級者ボーダーが集中。
- 銀嶺ゲレンデは、人が少ない。
- リフト待ちはほとんどない。
- リフトの接続が悪い。
- リフト券の種類が豊富。選択肢が多くていい。
- 銀嶺駐車場は空いていて、無料休憩所、キッズパークもあり子連れに良い。
- 託児所は、中央ゲレンデ下部にあるが、駐車場と離れている。
- くまどーゲレンデは、更衣室、休憩所、チケット売り場が駐車場から近いので楽。
- くまどーの設備は古い。
- マナーの悪い初心者ボーダーが多い。
- パノラマコースは人が集中して混雑。
- アクセスは上信越自動車道妙高高原ICがら10分程度。近くて便利。
- 東京から遠いからか、客が少ない。
- ゲレ食は旨い。ヨーデルロッジの「カップスープ」は絶品。
- ゲレンデの外だが、「うどんの歩」は美味しい。煮込みうどんもアルプスうどんも絶品。
- くまどーエリアの「ベアー」のプリンやシャーベットは絶品。「焼きりんご」はゲレ食の域を超えている。
- 温泉街が充実しているし、温泉の質も素晴らしい。
- スキーとアフタースキーをともに楽しめるゲレンデ。
- 温泉街が充実していて、早めに上がって歩いてみると楽しい。
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赤倉温泉スキー場のゲレンデ概要
総面積:54ha
コース数:17
最大標高/最低標高:1200m/650m
標高差:550m
最長滑走距離:3000m
最大斜度:38度
リフト・ゴンドラ数:14本
レベル割合:初級50%、中級30%、上級20%
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赤倉温泉スキー場の口コミ・評判・感想
「緩斜面の多い老舗スキー場」。赤倉温泉スキー場を一言で表現するとこうなるでしょうか。「赤倉」には大きく分けて「赤倉温泉」と「赤倉観光リゾート」の2つのスキー場があるのですが、「赤倉温泉」は緩斜面主体の初中級者向けという特徴があります。一方の「赤倉観光リゾート」は縦への急斜面が豊富な中上級者向けゲレンデです。
大規模スキー場にしては珍しく、50%が初級者向けコース。「幅広で長い緩斜面が豊富。初心者、初級者が楽しく滑るには最適のスキー場」という絶賛のコメントがある一方、「中上級者には物足りないコース」という感想も当然あります。「横に長いのに横のつながりが良くない」という構成の上の問題点を指摘する利用者もいます。上級者向けには、最上部にモーグルコースがあります。ただし、これは「超上級者向け」とのことです。
隣接する赤倉観光リゾートとは繋がっていて、共通リフト券も販売されています。ただ、両スキー場の関係は必ずしも良好ではないようで、過去には共通券が発売されなかった年もありました。両スキー場の接続も必ずしもよくありません。
雪質に関しては、日本海からの風を受ける立地だけに「雪はやや重め」という口コミがちらほら。「内陸部にある志賀高原などと比べると、雪の重さは否めない」というのが代表的な感想でしょうか。ただ、「積雪量が圧倒的に多いので、新雪パウダーを楽しめる」という肯定的な口コミもあります。
各エリアの独立性はわりと高く、そのためかゲレンデの混雑具合もエリアによって異なります。おおざっぱにいって、銀嶺ゲレンデは空いていて、くまどーとヨーデルは混みやすい様子。雪質の落ちる2月下旬以降は、「山麓の雪がべちゃべちゃになるので、高い位置が混雑する」こともあるようです。
パークはキッカー、レール、ボックス、スパインなどがありますが「数は多くない」とのこと。「一応パークもありますよ、という程度」という口コミもありますので、あまり期待しないほうがよさそうです。キッズエリアにはすべり台やソリなどを用意。ただ、「子ども向けに力を入れている雰囲気ではない」という口コミも届いています。
設備は全体的に古め。「リフトの乗り継ぎは悪く、進化を止めたスキー場。30年前からほとんど変わっていない」というのは古くからの愛好者の声。昔は日本屈指の名門スキー場として知られていただけに、最近の停滞は気になるところです。
一方で、「温泉に浸かって、自然と向きあい、ゆっくり滑るのが赤倉の楽しみ方。こういう素朴なスキー場が残されていることが嬉しい」というファンの声もありました。
ゲレ食の名物は、ヨーデルロッジの「カップスープ」。ほとんどの口コミで「美味しい」と言われています。また、くまどーエリアの「ベアー」のデザート類も人気が高いです。「プリンやシャーベットは絶品」「焼きりんごはゲレ食の域を超えている」など評判は良いようです。
アクセスは、上信越道妙高高原インターから5km10分とお手軽。難路もとくにありませんので、クルマでのアクセスは比較的容易です。新幹線の場合は北陸新幹線上越妙高駅からシャトルバスで60分。新幹線の駅からは遠いので、クルマで来たほうが便利なスキー場といえます。
赤倉温泉スキー場のまとめ
赤倉温泉スキー場は、「温泉&スキー」を思う存分楽しむには最適なスキー場です。初級レベルのスキーヤー/スノーボーダーでも滑れるエリアが広く、ロングランもできますので、ファミリーなどが温泉リゾートを楽しみながら滞在するにはもってこいのスキー場といえます。
一方、非圧雪の新雪コースも存在し、上部には難度の高いモーグルコースも設定されています。伝統的なスキー場の名に恥じない挑戦的なゲレンデの一面も覗かせます。上級者は、隣接する赤倉観光スキー場との共通券を使って、両スキー場をうまく組み合わせて回るといいでしょう。
設備はやや古めで、ところどころにレトロ感も漂います。そうしたことも受け入れて、温泉を楽しみながらスキーを堪能する、伝統的な滞在型スキーリゾートが赤倉温泉です。
※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。