ダイナランドスキー場の口コミ・評判・感想
■ダイナランド(岐阜県郡上市)
岐阜県郡上市の大日ヶ岳山麓にあるスノボ/スキー場。中京地区以西で最大規模のスノボ/スキー場の一つとして知られ、バリエーション豊富でバランスの取れたゲレンデ構成です。特徴としては毎日23時までナイター営業し、週末は6時からの早朝営業もあること。1日17時間にも及ぶ滑走可能時間は日本最長かもしれません。人工降雪機も導入しており、安定した滑走を楽しめる工夫もされています。
1972年の開設で、開設当時の名称は「大日岳国際スキー場」でした。40年の歴史を誇る老舗スキー場です。その後「ダイナランド」に名称を変更しました。運営は株式会社平安が行ってきましたが、2008年にジェイ・マウンテンズ・グループに買収され同社の傘下に入り、隣接する高鷲スノーパークとの経営が一体化されました。さらに、2012年にはマックアースに経営権が移りました。現在は、高鷲スノーパークとのリフト共通券も発売され、両スノボ/スキー場は一体に近い状態となっています。
アクセスは東海北陸道高鷲インターから7km・10分と便利です。鉄道での訪問はとても不便です。
ダイナランドスキー場の口コミ・評判・感想まとめ
- コースがバラエティに富んでいて配置がよい。
- ゲレンデが大きく、コース数も多くリフトも多い
- 高速クワッドリフトだけで回せる。
- 初級者でもわりと長距離滑走できる。
- 全体的には中級向けの斜面が多い。
- 早朝営業で東向きゲレンデなので、日の出が見えるスキー場。
- 人口降雪機が充実してうまく機能している。ブッシュが少ない。
- 雪質は岐阜県としてはいいほう。山頂のほうの雪質は特に良い。
- スノーボーダーがとても多い。
- ゲレンデも施設も混んでいる。
- 週末のレストハウスの混雑はひどすぎる。
- 施設が整っていて使いやすい。センターハウスがきれい。
- コインロッカーは何回でも出し入れ可能。
- DJによる生放送形式の音楽が流れていて、雰囲気がおしゃれ。
- DJがうざい。
- 高鷲インターから近くてドライブがラク。
- インターまでの渋滞がひどい。道さえ混まなければいいスキー場。
- 早朝から滑り始め、昼に上がれば帰りの渋滞を避けられる。
- 駐車場からシャトルバスが出ているので遠くに停めてもラク。
- 駐車料金が1,000円もかかる。
ダイナランドスキー場のゲレンデ概要
総面積:80ha
コース数:21
最大標高/最低標高:1430m/983m
標高差:447m
最長滑走距離:3600m
最大斜度:38度
リフト・ゴンドラ数:5本
レベル割合:初級40%、中級32%、上級28%
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ダイナランドスキー場の口コミ・評判・感想
「朝から夜まで滑れるオールマイティなスノボ/スキー場」。ダイナランドスキー場を一言で表現するとこうなるでしょうか。営業時間はダントツで長く、いつでも滑走可能。緩斜面やコブ斜面などコースバリエも豊富で、いろんなレベルのスキーヤー/スノーボーダーでも楽しめる。そういう意味で、「いつでも、どんな人にも対応するオールマイティなゲレンデ」といえるでしょう。
ダイナランドの特徴として、「緩斜面の圧雪斜面と急斜面のコブ斜面などがレベルに合わせて分離されている。そしてそれぞれのレベルで長距離滑走ができる」ことを挙げる人がいます。
言い換えれば、「初級・中級がある程度はっきり分離されているので滑りやすい」という評価です。さらに「初心者が下部の緩斜面を往復するだけのゲレンデになっておらず、長距離で滑れる」という感想もあります。
隣の高鷲スノーパークと同様、ダイナランドもスノーボーダーが多いことで知られており、全体の3分の2はボーダーです。「年々パークが充実してきた」という感想もあり、ボーダーが増えているようです。
パークも初心者用から上級者用まであり、まだパークに入るのが怖い人には「ステップアップパーク」という初心者用パークもあります。「ツリーランコース」は「木でできているので転ぶととても痛い」と感想もありますが、それだけ上級者向け、ということなのでしょう。
ダイナランドの特徴は最長17時間にも及ぶロング営業です。早朝・深夜営業については、「帰りの渋滞を避けるためのツールと考えるといい」という意見もありました。夕方の帰路の渋滞が激しいので、「早朝に来て早めに切り上げるか、深夜まで滑るか、どちらかにすれば渋滞を避けられる」ということです。
それだけ帰りの道路渋滞はすさまじいので、夕方に帰るのはできるだけ避けた方がいいでしょう。ちなみに、早朝6時からの営業は週末だけですのでご注意を。
ダイナランドの施設については「古いスキー場なので、高鷲に比べるとややレトロを感じる」という評価をする人もいますが、「全体的に清潔できれい」という声のほうが多いようです。ただ、問題は混雑。「土曜日に訪れたが混みすぎ。昼のレストハウスのキャパは利用者の半分くらいしかない。食事を取るにとれない」という悲鳴を上げる人もいました。
ダイナランドの主なゲレ食レストランは「レストランベルーナ」と「レストランルアール」。どちらのレストランも味の評価はまずまずで、「ゲレ食のレベルとしては高い」「メニューにバリエーションがある」ということです。
リフト券はダイナランドのみと、高鷲との共通券があります。値段差は数百円ですが「リフト券はやっぱり高い。土日はダイナのみの7時間券か、午後・ナイター券を使うのが賢い」という口コミも。一方、親子で使えるファミリー券があり、さらに中学生まで子ども料金なので「小中学生の子どもがいるなら、家族4人でお得にスキーを楽しめる」という意見もありました。
アクセスは東海北陸道の高鷲インターから7km・10分とそれほど遠くありません。なにより、雪道を長く走らなくてもいいのはメリット。ただし「週末はインターまで渋滞が激しい」ことで知られています。東海北陸道の渋滞も悩みのタネでしたが、2019年シーズンには白鳥IC-高鷲IC間が片側2車線に拡幅され、渋滞は緩和しています。
ダイナランドスキー場のまとめ
大規模スキー場の少ない東海エリアにおいて、ダイナランドは最大規模のオールマイティスキー場として高い人気があります。隣接する高鷲スノーパークとの一体化も実現し、合わせればダントツの東海エリア最大規模のスノボ/スキー場になりました。
早朝・ナイター営業は、体力のある若い人には特に便利でしょう。DJを使った生放送もあり、総じて若いスノーボーダーをターゲットにした施策が多くなっている印象です。人工降雪機を使ってゲレンデ状態をしっかり保っているのも評価されて良いでしょう。
施設の混雑と復路の渋滞は悩みの種なので、時間をずらして利用すると、より快適な滑走を楽しめそうです。
※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。