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ニセコアンヌプリスキー場の口コミ・評判・感想

ニセコアンヌプリ

■ニセコアンヌプリ国際(北海道虻田郡ニセコ町)

ニセコの南斜面に広がるスノボ・スキー場。隣接するニセコグラン・ヒラフやニセコビレッジに比べると広い緩斜面が多く、初心者から中級者がのんびりと滑れるゲレンデです。ニセコならではのパウダースノーの雪質はもちろんそのまま。グラン・ヒラフの混雑はなく、リフトもゲレンデも空いています。初級程度の腕前があれば、ゴンドラで一気に上がり長距離滑走ができます。北海道中央バス系列の運営で、経営が安定しているスキー場です。

ニセコには隣接するスキー場として「ニセコビレッジ」「ニセコグラン・ヒラフ」「ニセコHANAZONO」の3つがあります。これと「ニセコアンヌプリ」をあわせた4つのスキー場を「ニセコユナイテッド」と総称します。ニセコユナイテッドを全部滑れる「ニセコ全山共通リフト券」も販売されています。最近はニセコユナイテッド全体でのPRも増えてきています。

ニセコアンヌプリスキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • 広くて雪質がいい。
  • 緩斜面で、練習するのに適している。
  • 良い意味で初中級者向けのゲレンデ。
  • ゴンドラ一本で、メイン斜面を全部滑れる。
  • 羊蹄山が正面に見えて綺麗すぎ。
  • ゲレ食のバリエが少ない。
  • グラン・ヒラフに比べると外国人が少ない。人も少ない。
  • コースのバリエは乏しい。上級者には退屈。
  • 家族連れで練習するには素晴らしいゲレンデ。
  • 5時間券があって、安く滑れる。
  • ゲレ近駐車場は満車になるのが早い。
  • 天気が荒れやすい。山頂リフトはよく止まる。
  • 新千歳空港から遠い。ニセコのなかでも最も遠く、3時間かかる。
  • ゲレンデサイドのホテルの質がいい

ニセコアンヌプリスキー場のゲレンデ概要

総面積:84ha
コース数:13
最大標高/最低標高:1156m/400m
標高差:756m
最長滑走距離:4000m
最大斜度:34度
リフト・ゴンドラ本数:6本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%

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ニセコアンヌプリスキー場の口コミ・評判・感想

日本最高のファミリー向けゲレンデ」。ニセコアンヌプリの感想を一言でまとめるとこうなるでしょう。ニセコならではのぱふぱふの雪質はそのままに、緩やかでワイドな斜面が広がり、初・中級者でも難なく滑れるのがアンヌプリゲレンデの良いところです。初級レベルでも3,000mを越えるクルージングが可能です。

ニセコアンヌプリ

雪質はきわめて良い」「緩斜面で滑りやすい」「広い割に人が少ない」。ニセコアンヌプリを肯定的に評価するコメントが並びます。「比較的緩やかで頂上から下まで一気に滑り降りることができる」「ニセコで一番アンヌプリが好き」というファンも少なくありません。

2018年シーズンには、山麓緩斜面に初心者用リフトも新設。まったくの初心者が練習しやすくなりました。

一方で、中上級者からは「緩斜面ばかりで退屈なゲレンデ」という評価もあります。コースバリエは豊富とはいえませんので、ゲレンデを滑っている限りは上級者は退屈でしょう。「コブや急斜面が好きな人はヒラフの方がオススメ」という意見は事実といえそうです。

ニセコアンヌプリ

ただ、「コース外に出ることも可能なので、上級者は別の楽しみを見つければいい。グラン・ヒラフよりは人が少ないので、コース外エリアの雪が荒れてなくて良い」というコメントもありました。よく知られているとおり、ニセコでは「ニセコルール」を守っていればコース外を滑ることができます

このゲレンデも外国人が増えてきていますが、「ニセコグラン・ヒラフに比べればまだまだ少ない。ニセコにしては日本人率の高いスキー場」という声も。「北海道中央バスが札幌からの日帰りスキーに力を入れていて、その影響で日本人比率が高いのでは?」と指摘する人もいます。

アフタースキーは「周囲に集落がなく、居酒屋もない。基本的にはホテルに籠もっているしかない」とのこと。ホテルとしては旧日航の「ホテルノーザンリゾート・アンヌプリ」がゲレンデサイドにあります。ニセコアンヌプリを語る上でこのホテルの存在は外せません。「ゲレンデサイドでスキーイン、アウトができる、とても便利なホテル」「アンヌプリを象徴する高品質のホテル」という声が多いです。リゾートの質としては「普通のスキーホテルで、普通に快適。ただ、レストランが高い」とのこと。

天候については、1月2月は特に寒い日が多いです。そのため、フェイスマスクは必須。「アンヌプリゲレンデはゴンドラにだけ乗っていればメインコースを滑れるので、リフトの寒さがないのは救い」といえます。ただ、「最も寒い時期の山頂は、氷点下20度になることもある」ということなので、寒さにはくれぐれもご用心。

また、天気が荒れると山頂リフトが動かなくなります。山頂リフトが止まると、ビレッジやグラン・ヒラフといった隣接スキー場への滑り込みができなくなってしまいます。

ニセコアンヌプリ

その隣接スキー場についてですが、ニセコビレッジと、ニセコグラン・ヒラフ、ニセコHANAZONOとの「ニセコ全山共通リフト券」が販売されています。4つのスキー場は山頂での滑り込みのほか、山麓を走る巡回バス「ニセコユナイテッドシャトル」でも行き来できます。ただし、「シャトル」は40-50分おきなので、行ったばかりだと待たされますのでご注意を。

「ニセコ全山共通リフト券」は楽しいですが、アンヌプリゲレンデ単独のリフト券より2割ほど高いです。また、ニセコアンヌプリには「5時間券」もあります。「若い人はともかく、中年以上は5時間券で十分。10時から15時まで滑ればOKでしょ?」という声もありました。ちなみに、「3時間券」というリフト券もあり、ホテルノーザンリゾート・アンヌプリのフロントでのみ販売されています。「東京に帰る日に半日滑るには良い」との感想が。

ゲレンデに飲食店は少なく、ゲレ食の選択肢は多くありません。ベースのヌックアンヌプリ内にある「レストランニューサンコー」か、ラーメンの「好好」、「ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ」のランチビュッフェくらいです。あとは、小さなフードコートとカフェがありますが、食事をするにはやや物足りないといえます。「味にこだわるなら、ノーザンリゾート・アンヌプリのランチビュッフェがいい。ビュッフェにしては美味しい」とのこと。レストランニューサンコーは、昔懐かしい「ゲレンデ食堂」の雰囲気が残ります。

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北海道スキーツアー

ニセコアンヌプリの最大の欠点を挙げるとすれば、空港から遠いこと。新千歳空港からニセコ行きのスキーバスに乗ると、たいていアンヌプリは終着点。ヒラフ、ビレッジと寄った後でアンヌプリに到着します。そのため、所要時間は新千歳から3時間は見ておく必要があります。ただ、路線バスの北海道中央バスだけは、ヒラフより先にアンヌプリに立ち寄ります。自社ゲレンデ優先というわけです。それでも、路線バスはツアーのスキーバスより時間に余裕をもって走りますので、新千歳〜ニセコアンヌプリ3時間というのは変わりません。

ということで、ニセコアンヌプリが空港から遠いゲレンデであることは変わりありません。「千歳から3時間」という所要時間を冷静に頭に入れておきましょう。東京から新幹線で盛岡に行くより時間がかかるのです。仮に6時台に羽田を発つ飛行機に乗っても、滑れるのは午後からです。利用しやすい10時以降の飛行機を選んだ場合は、その日滑れたとしてもナイターからになります。事実上、往路の1日は移動日で潰れてしまいます。ということで、本州からやってきてニセコで滑るなら最低2泊3日、できれば3泊4日以上のスケジュールを取ることをおすすめします。札幌からなら日帰り可能ですが、スキー場滞在時間は5時間くらいになってしまいます。

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ニセコアンヌプリスキー場のまとめ

日本最高のスキー場と名高いニセコのなかで、初・中級者向けゲレンデがアンヌプリといえます。これだけの広大な緩斜面のロングコースが続くゲレンデは、日本で他に探すのは難しいかもしれません。シンプルでイージーな縦の流れを持つコースの心地よさは、初級者から中級に上がったくらいのレベルの人にもっともおすすめです。

ニセコ共通の問題ですが、訪れたときの天候によって感想に差があります。晴天で気温が低いのがもっともコンディションがいいのですが、1月2月は吹雪も多く、そういう日ばかりではありません。3月になるとニセコといえどもパウダーとはいえない状態になり始めます。天候ばかりは「運」としかいいようがありませんが、日程を長めにとって、じっくり滞在すれば、素晴らしいコンディションのスキー・スノボを楽しめるでしょう。

東京・大阪からは新千歳空港からバスを利用するアクセスが一般的です。新千歳空港からの直通の鉄道はありません。東京・大阪からの場合は、最低でも2泊は必要です。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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