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上越国際スキー場の口コミ・評判・感想

上越国際

■上越国際(新潟県南魚沼市)

東京ドーム214個分という広大な面積を誇る日本屈指の巨大スキー場。張り巡らされたリフトでつながった複雑なレイアウトが特徴です。スノーパークやキッズゲレンデも充実しており、あらゆる客層をターゲットにしたスケールの大きなスキー場として知られています。「上国(じょうこく)」と略されて呼ばれることも多いです。

上越国際スキー場の開業は1968年。高度成長期に誕生しました。運営は株式会社上越観光開発という会社が担っていますが、経営不振により2006年にモルガンスタンレー系の投資ファンドの子会社になっています。同じ年には、産業活力再生特別措置法に基づく「事業再構築計画」の認定を厚生労働省より受けており、経営再建中の会社といえます。ゲレンデサイドにはホテルグリーンプラザ上越があり、これも上越観光開発の運営です。

1997年には、JR上越線の「上越国際スキー場駅」が誕生。JRの鉄道駅と隣接している「エキチカスキー場」になりました。駅から日帰り施設「ANNEX」までは歩いて1分。関越道の塩沢石打インターからも近く、交通は至便です。

上越国際スキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • バラエティーにとんだコースがたくさんある。飽きのこないスキー場。
  • スケールの大きさはかなりの水準。
  • 雪量が多い。
  • 初級者から上級者まで対象の広いゲレンデ。
  • 大規模なのにゴンドラがない。
  • リフトの乗り継ぎが多く、山頂まで行くのは大変。 ANNEXからだと1時間はかかる。
  • リフトの接続が悪く、スノーボーダーには移動がきつい。
  • 昼になるとリフト待ちの列が増える。
  • 連絡リフトの終了時間が早い。
  • 連絡リフトの乗り継ぎが多すぎる。横移動なので、リフトに乗っても高さを稼げず滑れないことも。
  • 想像していた雄大なスキー場とはかなり違い、リフト乗り継ぎに明け暮れる。残念。
  • 高速リフトが少ないのと、リフトの乗継が悪いのを我慢すれば楽しめる。
  • フード付きリフトがない。遅くて寒い。
  • 平坦な場所が多く、ボーダーは苦戦する。
  • ボーダーがあちこちで座りこんでいる。
  • リゾートホテルはゲレンデサイドで快適。
  • 駐車場からホテルまでの往復はホテルのバスになるが、本数が少ない。
  • キッズゲレンデのアトラクションが豊富。
  • 子供が本当に多い。
  • パークが充実。
  • 駅前スキー場。ただし、列車は1時間に1本くらいしかこない。
  • 青春18きっぷで来るのにいいゲレンデ。
  • 高速道路のインターから近くて便利。

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上越国際スキー場のゲレンデ概要

総面積:380ha
コース数:22
最大標高/最低標高:1017m/200m
標高差:817m
最長滑走距離:6000m
最大斜度:38度
リフト・ゴンドラ数:25本
レベル割合:初級30%、中級50%、上級20%

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上越国際スキー場の口コミ・評判・感想

巨大なスケールは魅力ながら、リフトが残念なゲレンデ」。上越国際スキー場の評判を一言で表現するとこうなるでしょうか。380haという総面積は日本屈指の規模。中小規模のスキー場が多い湯沢・塩沢エリアで、このスケールは魅力的です。ただ、「単一のスキー場というには、コース間の連絡が悪い」という評判があるのも事実といえます。

上越国際スキー場の魅力は、なんといってもその規模とコースバリエーション。「全エリアに比較的難易度の低いコースがあり、誰でもツアー気分で全体を滑ることができる」という声は代表的でしょう。「林間コースをあちこち滑っていくのは楽しい」「全体が広いので、人の少ないところを滑ればストレスが少ない」などの感想もありました。「1日ではとても滑りきれないし、のんびりリフトを乗り継いで楽しむのがここのスタイルだと思う」といった意見も聞かれます。

上越国際

一方で、リフトに関する残念な感想も多いです。「この規模のスキー場ならゴンドラが必要。リフトを乗り継いで山頂まで行くのは時間がかかりすぎる」というのが代表的な意見。例えばホテルから当間第4ゲレンデの山頂に行くには最低5本のリフトの乗り継がなければならず、1時間程度はかかります。

コースは数は多いけれど、コース1本1本は短い。リフトも細切れで、一気に長く滑りたい人には向かない」という感想もありました。「複数のエリアを水平移動のリフトで無理やり繋いでいる。事実上は複数のスキー場の連合体と考えた方が良い」という冷静なレビューもあります。

実際、駅前の「ANNEX」からもっとも遠い当間第一ゲレンデの「リモージュ」までは、リフトを乗り継ぎ滑って、2時間近くかかります。往復すれば4時間で、それだけで半日が終わります。

リフト乗り継ぎが多いので、スノボーダーは大変です。「リフトを降りて、滑って次のリフトに乗る、というケースが多く、スノーボーダーには脱着が多く手間がかかる」。「平坦に近い斜面も多く、ボーダーは苦戦している」というコメントは多く見られます。「スノーボーダーは、全エリアを滑ることを考えるよりも、気に入ったエリアを滑り尽くした方が良い」というアドバイスを伝える人もいました。

ということで、上越国際スキー場は、わりと口コミ評価が分かれるスキー場です。「全体的に緩やかで広くのんびりとしたスキー場。がんがん滑る人には向かない。リゾートホテルに泊まって、のんびりゲレンデを楽しむには良いスキー場だと思う。コースバリエーションはとにかく豊富なので、ゆっくり滑っていれば長く楽しめる」というベテラン利用者の声が、まとめとしては適切かもしれません。

雪質に関しては、「北側斜面の当間ゲレンデとパノラマゲレンデは、雪質がいい」という声があります。標高の低い東南斜面の長峰エリアは、上越エリアにありがちな雪のことが多いようです。

ゲレ食は豊富。人気は「おしるこ茶屋」。上越国際スキー場のグリーンプラザ上越側とは山を越えた反対側、パノラマゲレンデに位置します。「お昼時はかなりの満席率。20分〜30分くらいは待つ覚悟が必要」という人気店。おしるこは2種類あり、「焼きたて餅の特製おしるこ」と「おばあちゃんのおしるこ」です。前者は焼餅、後者は焼いていない餅のおしるこです。「焼きたて餅をオーダーする人が多いため、時間がかかり行列になりやすい」との声も。「味は正直、普通のおしるこ。寒いから美味しい」という感想がありました。

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そのほか、レストハウスは広いゲレンデの各所にあります。アネックスにある「レストランモンブラン」の「上国もつ丼」などが名物といえるでしょう。

アクセスは鉄道・クルマともに便利。鉄道なら、上越新幹線の越後湯沢駅から上越線で3駅。列車は1時間に1本程度しかありませんので、事前に接続を確認しておきましょう。クルマなら関越道の石打丸山インターから10分ほどです。

上越国際スキー場のまとめ

スケールの大きさで知られる伝統あるスキー場。1日では回りきれない規模に対する評価は高いですが、その広さを楽しむためのリフトに対する不満が多い、というのが残念なポイントです。とはいえ交通至便なうえに、しっかりしたリゾートホテルがゲレンデサイドに存在し、一体運営されている、という安定感はあります。リフト以外の施設に関しては不満もあまり聞かれません。

ゲレンデサイドのホテルグリーンプラザ上越に滞在し、焦らずのんびりツアー気分で滑る。そんな人には好適なスキー場といえます。スノーボーダーはリフト乗り継ぎが多いことを覚悟して訪れたほうがよさそうです。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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