スキー・スノボのおすすめゲレンデを知り、楽しく滑りまくるためのサイトです。

スキー・スノボ研究所

トップ >> 東海北陸・西日本 >> ホワイトピアたかす

ホワイトピアたかすスキー場の口コミ・評判・感想

■ホワイトピアたかす(岐阜県郡上市)

ホワイトピアたかすは、岐阜県郡上市の高鷲エリアにあるスノボ/スキー場です。鷲ヶ岳の北西斜面に位置し、鷲ヶ岳スキー場とは山頂付近で隣接。2015-2016年シーズンからは共通券も設定され、滑り込みができるようになりました。「ワシトピア」というネーミングで共通エリアとしてPRされています。

高鷲スノーパークやダイナランドとは、長良川を隔てた対岸に位置します。奥美濃エリアでは比較的地味な存在ですが、中級者向けのバリエーション豊富なコースで人気。モーグルスキーでもよく知られたゲレンデです。

開設は1992年。トーカイ開発と奥長良観光開発の2社の共同運営でしたが、トーカイ開発の民事再生法申請後、2008年にトーカイ開発の株式が奥長良観光開発に譲渡されました。現在は奥長良観光開発の単独運営になっています。

ホワイトピアたかすスキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • 中斜面が多く、中級者が楽しめるゲレンデ。ゲレンデはそれほど広くない。
  • 斜面変化が多彩なので、中規模ゲレンデにしては楽しめる。
  • クワッド2本がトップに運んでくれる機動力と効率のいいコ-スレイアウト。
  • モーグルコースがよく整備されている。よく練習できる。
  • コースが多く、人の少ない穴場コースもある。
  • 初心者が多い印象。そのため、特定のコースが混雑する。中上級コースは比較的空いている。
  • 高鷲スノーパークやウィングヒルズ白鳥などと比較して空いている。団体ツアーが少ない。
  • リフトにシングルレーンがある。一人で効率的に練習できる。
  • かつてあった下部の初級者ゲレンデはなくなった。
  • メインゲレンデの「センターウェイ」が幅広で滑りやすい。
  • センターハウスから放射状にゲレンデが広がっているので、集合が簡単。
  • パークとキッカーはこじんまり。
  • 西向き斜面で、午前中の雪質は良好。
  • キッズパークが独立していて充実。ムービングベルトと長いそりコースあり。
  • リフト割引が豊富。ホームページをチェックしてから行くべし。
  • 大日岳から白山まで望める景色は絶景。
  • 施設がとてもきれい。
  • お昼時のレストハウスは大混雑する。レストランがキャパ不足。
  • 飛騨牛コロッケが旨い。
  • 高鷲ICではなく、ひるがのS-ICが便利。ナビによっては間違える。
  • シーズン中の土日は朝5時からの早朝営業がある。
  • レストハウスに宿泊施設がある。

ホワイトピアたかすスキー場のゲレンデ概要

総面積:60ha
コース数:13
最大標高/最低標高:1375m/945m
標高差:430m
最長滑走距離:3000m
最大斜度:38度
リフト・ゴンドラ数:4本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%

全国スキー場・ゲレンデ情報(じゃらん) [PR]

広告

ホワイトピアたかすスキー場の口コミ・評判・感想

コースバリエーション豊富で効率的な穴場ゲレンデ」。ホワイトピアたかすを一言で表現するとこうなるでしょうか。クワッド2本で山頂付近まで行くことができ、尾根から谷へ滑り降りるコースが熊手状に広がっています。中規模ゲレンデのわりにコースバリエが多く、効率的に滑ることができます

2015-2016シーズンからは、隣接する鷲ヶ岳スキー場との共通券が誕生し、滑り込みが可能になりました。ホワイトピアたかす、鷲ヶ岳の両エリアを総称したネーミングが「ワシトピア」。ワシトピアの合計総面積は115haにもおよび、大規模スキーエリアといっていい広さになりました。

一方、近隣には高鷲スノーパークやダイナランドという人気スキー場があり、そのカゲに隠れた形で、ホワイトピアは比較的混雑しません。そのため、「ホワイトピアは高鷲エリアの穴場スキー場」という口コミも寄せられています。

コースは尾根から谷に滑り降りる中級コースが豊富。かつてはセンターハウスの下にまで行ける初級コースがありましたが、現在は使われていません。

現在、初級者に人気なのは幅広の「センターウェイ」。最下部には初心者用ムービングベルトも設置されていて、初心者の練習に配慮されています。そのためか「初級者、初心者の多いスキー場」という口コミもありました。

一方で、「中上級コースは空いている」という評判もあります。中上級コースは数が多い上に、滑っている人が少ないからでしょう。「クワッドで山頂まで一気に上がり、そこから快適に滑り降りれる」という感想もあり、中級者にはとくに評価が高い様子。「リフトには一人用レーンが設置されているので、一人で黙々と練習するにはいいスキー場」という感想もありました。

最近はモーグルコースに力を入れており、初級、中級、上級と難易度別にレイアウト。エア台もよく整備されています。モーグル練習会も実施するほどの力の入れよう。「難易度別のモーグルコースがあるスキー場は珍しく、奥美濃のモーグルの聖地」とまで呼ぶ人も。モーグルを試してみたい人には最適のスノボ/スキー場かもしれません。

キッズエリアについては、そり専用の「キッズピア」とムービングベルトのある「レッツピア」に分かれています。「キッズピア」はムービングベルトはなくそり専用で無料、「レッツピア」はムービングベルト付きで有料、そりなど金属製エッジのない滑走器具では滑れません。「キッズエリアをそりとスキーで分けていて、安全に練習できる」と、評判はいい様子です。

ホワイトピアで残念な口コミが多いのは、レストハウスのキャパシティ。「レストハウスは狭くて混雑する」「週末のレストランでは席取りが大変」という悲鳴が聞こえてきます。メインレストランの「スターガザール」は、700席もありますが、それでも週末は大混雑することがあります。2階にも「コートダジュール」と「ラーメンコーナー」があり、「1階が混んでいるときでも2階は比較的空いている」という口コミもありました。

全体的にゲレ食のスペースは限られており、「ピークシーズンに子供連れで行くときは時間をずらすなど注意した方がいい」というアドバイスもあり。

ホワイトピアたかすは営業期間も長く、11月上旬からアイスクラッシャーでゲレンデオープンします。この時期は天然雪がないため、「コースは細い」ので注意。積雪が増えて本格的に滑れる時期は年により異なりますので、「11月~12月に行くときにはゲレンデ状況を良く確認してから行った方がいい」とのこと。

スキー場のセンターハウスには簡易宿泊施設が併設されています。2段ベッドの相部屋なら価格も安く、「夜行日帰りで滑るのに便利」とのこと。週末はリフトが早朝5時から動きますので、「夜着いて、2段ベッドで仮眠して、朝イチで滑る」という若い人も多いようです。

アクセスは東海北陸道ひるがの高原サービスエリアスマートICから6km、8分。スマートICはETC車専用です。高鷲インターからは8km15分です。ひるがの高原からのほうが渋滞も少なくアクセスしやすいので、できればETC利用でひるがの高原を利用したいところです。

鉄道利用の場合は長良川鉄道北濃駅からタクシーで30分ですが、あまり現実的なルートではありません。大阪や名古屋から日帰りの直通ツアーバスがありますので、クルマを使わない人はバスがいいでしょう。

ホワイトピアたかすスキー場のまとめ

ホワイトピアたかすは、コンパクトながらバリエーション豊富なコースを有し、充実したキッズエリアやモーグルコースも備えた万能型スキー場です。バブル期に完成したスキー場らしく、効率的なリフト配置と整ったセンター施設も特徴といえるでしょう。よく配慮されたキッズエリアも好評です。

要するに、欠点の少ないスノボ/スキー場です。反面、強烈な個性を持つコースはありません。モーグルを楽しみたい人にはコースがよく整備されていますが、それ以外の人には「ホワイトピアでなければならない!」という理由を見つけにくいスキー場であるといえるかも知れません。

高鷲エリアのなかでは混雑しないスキー場ですし、高速インターからのアクセスも便利です。使いやすくクセのないスキー場といえるでしょう。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

ソーシャル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

広告

↑ PAGE TOP