マウントジーンズ那須スキー場の口コミ・評判・感想
■マウントジーンズ那須(栃木県那須町)
マウントジーンズ那須は、栃木県那須町にあるスキー場です。那須・塩原エリアのスキー場のなかでは、ハンターマウンテンに次ぐ存在で、首都圏の手軽な日帰りスキー場として親しまれています。
開設は1994年。バブル期に建設され、バブル崩壊後にオープンした「ポスト・バブルスキー場」です。那須町と丸紅の第三セクター・那須高原リゾート開発株式会社により開設されました。2005年に丸紅がスキー場事業から撤退すると、ゲレンデはハンターマウンテン社に譲渡された後、東急不動産に売却されました。現在は株式会社東急リゾートサービスの運営になっています。ハンターマウンテン塩原と同系列です。
バブル後に完成した比較的新しいスキー場のため、効率の良いゲレンデレイアウトでゴンドラも設置されています。基本的には日帰りスキー場なので、日帰り客の利便性もよく考えられています。こうしたことから、とくに週末は数多くの日帰りスノーボーダー/スキーヤーが集まり、混雑することでも知られています。
マウントジーンズ那須スキー場の口コミ・評判・感想まとめ
- 東京からの交通が便利。インターから近い。
- とにかくアクセスの良さ。 それが全て。
- 人工降雪で安定した雪がある。
- 全体が中斜面主体でゲレンデ幅も広い。
- 初級コースが少ない。中級以上なら楽しめるゲレンデ。
- コースが全体になだらかで、初中級者の練習に適している。
- 適度な中斜面がベースまで続いていて練習向け。
- 8人乗りゴンドラで頂上まで行けて、効率的。
- 風でゴンドラが停まったら滑るところがとても少ない。
- 初級者コースは滑走者が多く混雑。
- 「ノースウットトレイルコース」が空いていて斜面も気持ちいい。
- 山頂からの景色がきれい。
- リフト係が親切。
- キッズパークが高い。けれど、よく整備されている。
- キッズパークの専用休憩所が助かる。
- レストランが高いので、家族が多いと大変。
- トイレが綺麗。ウォシュレット付き。
- 色んな割引が有るので事前にチェックすべき。
- レストランや売店が充実している。
- 無料休憩所がない
- 値段のわりに食事は美味しくない。
- 休日昼時のレストランは大混雑。明らかにキャパ不足。
- 食事のメニューは豊富。
- レストランの食事のボリュームが多い。
- 割引券を使うとリフト券がまあまあ安い。
- レンタルスキーのビンディング調整が適当。
- レンタルが欠品だった。
- スキー場までの道が広く、急勾配もないので安全。
- アクセス道は緩やかだが、ノーマルタイヤではキケン。
- どうぶつ王国の駐車場からバスで移動するのは一苦労。子連れは避けるべし。
- どうぶつ王国からでも、バスが頻繁に来るのでストレスはなかった。
- 駐車料金が高い。どうぶつ王国の駐車場は安くすべき。
マウントジーンズスキー場のゲレンデ概要
総面積:35ha
コース数:10
最大標高/最低標高:1450m/950m
標高差:500m
最長滑走距離:2000m
最大斜度:28度
リフト・ゴンドラ数:5本
レベル割合:初級30%、中級50%、上級20%
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マウントジーンズ那須スキー場の口コミ・評判・感想
「アクセス良好でコンパクトな日帰りスキー場」。マウントジーンズを一言で表現するとこうなるでしょうか。ゲレンデ総面積は35ha、5本のリフト・ゴンドラに10本のコースは、決して広いとはいえません。それでも栃木県で指折りの人気を誇るのは、高速道路からのアクセスの良さと、ムダがなく滑りやすいゲレンデ構成が認められているから、ということのようです。
マウントジーンズ那須の口コミでもっとも多いのは、「東京からの交通が便利」という点。東北道那須高原SAスマートICから15km 20分。「スキー場までの道が広く、坂道の勾配も緩いので、運転がラク」という感想が代表的です。道路の積雪もないことが多く、都内から2時間あれば到着できる気楽さが、マウントジーンズ那須の大きな魅力でしょう。
中緩斜面中心のゲレンデ構成も評価が高く、「適度な中斜面が続きダレない」「斜度変化が適度でゲレンデ幅も広く滑りやすい」という口コミが。ノースウッドトレイルという半独立のゲレンデもあり、「人が少ないので快適に滑走できる」と評判です。
ゴンドラ一本で山頂まで上がれるシンプルなレイアウトも魅力。「ゴンドラは定員乗車を徹底させているので、行列のわりに進みが速い」という口コミも。ただ、ゴンドラは「風で停まることが多い」という情報もあります。山頂まではゴンドラでしか行けませんので、ゴンドラが運転休止になると滑れるエリアがとても狭くなります。「荒れそうな日はやめた方がいい。事前に天候を確認してから出かけるべし」というアドバイスもありました。
初級者向けのコースは意外と少なく、「リヴァーランズ ロードの550メートルだけが初級向け。初めてゲレンデに来る人にはつらいスキー場」という感想が。ゲレンデ下部はとても混むので、初級者にはキケン」「中級コースは豊富で楽しめるが、初級者にはすすめない」という分析も寄せられています。
一方で、「中級コースが多いが全体的になだらかで、初級者でも頑張れば行けるコースがほとんど。脱初級者を目指す人にはいいのではないか」という情報もありました。
キッズパークは充実。「料金が高いので入るか悩んだが、よく整備されていて、アイテムも豊富で楽しかった」という感想が代表的。「スタッフが常駐しているので安心」「有料だが、スノーエスカレーターやソリ用の立派なコースがある。専用の休憩所まであり、子供連れにはありがたい」という声もありました。マウントジーンズ那須は、全体的に休憩所が少ないので、キッズパークの休憩所は子ども連れには貴重です。
設備に関する評価は分かれます。「トイレがきれい」「レストランや売店が充実している」という意見もありますが、一方で「レストランのキャパが足りていない」という感想も。 「コンビニで買ってきた弁当やおにぎりをどこかで食べた方いい」というアドバイスもありました。土日はとても混雑するスキー場なので、レストランは時間はピークをずらしたほうがよさそうです。
また「無料休憩所がない。レストラン以外に座れる場所がない」という口コミも複数寄せられています。休憩所不足はゆっくり滑りたい人には切実な問題です。
レンタルについては「待たされすぎ」という感想は数多くあります。ただ、混雑するスキー場なので、待つこと自体はしかたないことかも。他には「欠品だった」「ビンディングの解放値が調整されていない」という、ちょっと驚くような口コミもありました。
ゲレ食は、ベースロッジ1階の「ジョイフル」と2階の「エンジョイ」の2カ所。人気は「那須豚の生姜焼き」「イタリアンハンバーグ」といった鉄板メニュー。「ボリュームは満点」という声がある一方、「値段と内容が見合ってない」「味は今ひとつ」という手厳しい感想も寄せられています。
アクセスは東北道那須高原SAスマートICから15km 20分がデフォ。スマートICはETC利用者のみが使えますので、ETCを利用しない場合は、那須インターから25km40分ほどです。駐車場は2つあります。メイン駐車場はスキーセンターに近いですが、土日は早い時間に満車になります。その場合は、2kmほど離れた那須どうぶつ王国の駐車場に案内されます。
那須どうぶつ王国からのアクセスはシャトルバス。「バスにスグ乗れたのでそれほどストレスではなかった」という意見もありますが、「バスに待たされた」という声もあります。「シャトルバスで待ち、レンタルで待ち、ゴンドラで待ち、待ってばかりのスキーだった」という悲しい経験談もありました。そのため、できれば早めに行き、メインの駐車場を狙いましょう。
那須ガーデンアウトレットに停めるという手もあります。1日1便だけですが無料のシャトルバス(予約制)が出ています。45分もかかりますが、「雪道の心配をしなくてよいので気がラク」という口コミもありました。
鉄道の場合は、東北新幹線那須塩原駅から無料送迎バスで60分です。このバスは、上記那須ガーデンアウトレットのシャトルバスと同一です。駅〜アウトレット〜スキー場の順番に走行します。
マウントジーンズ那須スキー場のまとめ
マウントジーンズ那須スキー場は、首都圏からアクセス良好なコンパクトなスキー場です。中斜面中心でゴンドラ一本で滑れますし、高速クワッドも配置されています。アクセスもゲレンデも、効率的なスキー場といえるでしょう。
しかし、便利な立地にあるだけに混雑します。施設が利用者数に対して十分とはいえず、とくに週末は駐車場に入れるのに混雑し、駐車場からのシャトルバスで混雑し、レンタルが混雑し、レストランも待たなければならない、ということもあるようです。
ゲレンデは混雑をうまくさばけるようにできています。ノースウッドトレイルは混雑時でも比較的空いていますし、滑り出してしまえばあまりストレスはないようです。混雑時に利用するときは、早めに出かけて、便利な駐車場に停めてしまうのが吉、といえそうです。
駐車場代やリフト代はやや高めですが、割引も充実していますので、事前によく確認していくといいでしょう。
※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。