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ハチ北スキー場の口コミ・評判・感想

■ハチ北(兵庫県養父市)

兵庫県北部の鉢伏山の北東山麓に広がるスノボ/スキー場。関西有数の規模のゲレンデのひとつです。鉢伏頂上を介してハチ高原スキー場と往来でき、両スキー場を滑れる共通リフト券も発売されています。ハチ高原、ハチ北を合わせると、関西以西最大規模のスノボ/スキー場といえます。ハチ北は、ハチ高原に比べると全体的に斜面は厳しく、どちらかというと中級者向けのコースの割合が高くなっています。

開業は1969年で、歴史のある老舗スキー場です。経営は鉢伏開発観光株式会社がハチ高原も含めて担っています。

アクセスは北近畿豊岡道八鹿氷ノ山インターから25km・30分ほどです。ハチ高原同様、関西圏からのアクセスのよいスキー場として人気があります。

ハチ北スキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • ハチ高原と合わせると斜面の難易度が豊富。レベルに合わせて選択できる。
  • ハチ高原に比べて緩斜面は比較的少なく、急斜面のコブが多い。
  • 「北壁」はコブの急斜面で上級者向け。
  • 山頂からのロングコースが気持ちいい。山頂付近は狭いが、中間部のコースは幅広。
  • コースは斜度が適度で滑りやすい。
  • パイプやキッカーはあるが、パークらしいパークはない。パークは初級レベルでも挑戦できる。
  • ムービングベルトが多く設置されていて、初心者の練習にも向いている。
  • キッズパークがある。リフトではなくムービングベルトになっていて、小さい子供が練習したり遊ぶのにいい。
  • ゲレンデの整備状況が良い。
  • 週末のゲレンデは混雑。とくに山頂の中級者コースは人だらけ。
  • 時期によっては人工雪でコース幅も狭い。
  • 雪質はこのエリアではまずまず。
  • 頂上からの眺めは素晴らしい。樹氷もある。
  • 混雑時はリフトに空席が無いように係員がきちんと指示している。
  • リフト券が高く、その上駐車料金も高い。
  • 駐車場は高い。おそらく日本のスキー場最高水準。
  • エリア券を使うと安い。ただし乗れるリフトが限られる。
  • 公式サイトで「お得プラン」を申し込むと少しお得。
  • レストランの数は豊富。
  • 中腹の「クリスタKAZAO」のフードコートがメニュー豊富で楽しい。ただし混む。
  • 食堂にはお湯のサービスがある。カップ麺持参で行くと昼食代が浮く。
  • 全体的に施設は古い。

ハチ北スキー場のゲレンデ概要

総面積:50ha
コース数:11
最大標高/最低標高:1221m/580m
標高差:641m
最長滑走距離:4000m
最大斜度:32度
リフト・ゴンドラ数:10本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%

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ハチ北スキー場の口コミ・評判・感想

関西随一のロングコースとキッズエリアを持つゲレンデ」。ハチ北スキー場を一言で表現するとこうなるでしょうか。最長4000mのロングコースは西日本最長。いっぽうでキッズパークも西日本有数の規模を誇ります。ハチ高原と事実上一体運営されていて、合わせれば西日本最大のゲレンデ面積を誇ります。

ハチ北スキー場は全体として中級者コースが多め。「ハチ高原は幅広だけれど、ハチ北は縦長のゲレンデ構成。ハチ高原に比べて緩斜面は比較的少なく、急斜面とコブが多い」とのこと。初級者コースもありますが、どちらかといえば中級者におすすめといえます。

頂上を起点とするロングコースは、ハチ北最大の魅力と言っていいでしょう。頂上からは3本のコースが設定され、中央の「北壁コース」は平均19度、最大32度のコブ斜面。「滑りきるにはかなりの技術が必要」とのことで、西日本最高の難コースかもしれません。

それ以外の2本のコースは圧雪され中級レベルで滑ることができます。アルペンコースは「右半分を圧雪、左半分をコブにしていて、技量に応じて滑れる」と好評です。

ボーダー向けのパークも存在し、パイプやキッカーも備えています。ただ「ミニスノーパークといった規模で、パークらしいパークではない」という感想も。「初級ボーダーが挑戦するのにちょうどいいレベルのパーク」という評価もありました。

キッズパークはこの数年かなり充実。「ラクーナエリア」という傾斜10度以下の緩やかなゲレンデパークを設定し、ラクーナ(ムービングベルト)を配備して子どもでも利用しやすくなっています。「リフトに乗らずに子どもがソリ遊びができる」と好評。リフトに乗るのが不安な子どものスキーデビューにも適しているようです。キッズパークや、初心者エリアのみのリフト券が低価格で設定されています。

ハチ北で気になるのは雪質。これについては「長野や岐阜と比べるのはつらい」というのが一般的な評判といえます。「雪が重いのはどうしようもない」というあきらめの感想もありました。しかし、「積雪後の雪質はなかなか」と評価する声もあります。雪質のいい時期は短いですが、タイミングによっては「ぱふぱふ」を楽しめます。

ゲレ食については、「展望レストランハチ北」と「クリスタKAZAO」がメイン。どちらかというと「クリスタKAZAO」のほうがメニュー豊富で人気のようです。ただ、「ハチ北は山麓のレストランのほうが楽しい」という口コミも。「エスポワール」の「但馬牛トロ丼 1,000円」は「絶品」と評価が高いです。

ハチ高原同様、ハチ北の人気の理由は、関西エリアからのアクセスの良さ。吹田ジャンクションから2時間あまり。岐阜のスキー場への半分以下の時間ですみます。

クルマでのアクセスはラクなのですが、問題は駐車場料金。ゲレンデサイドの日帰り駐車場料金は、日本でも最高水準と言われる値段の高さ。リフト券の価格も安いとはいえず、長野エリアの大規模スキー場と同水準。「ハチ北の規模からしたら高すぎる」との声もあります。

そのため、ハチ北を目指すなら、割引券などをゲットしてから行くのが良さそうですし、ネットでの割引パックもあります。また、ハチ北には初級者レベル向けの「エリア券」もあり、これは格安です。

ハチ高原スキー場のまとめ

京阪神からのアクセスの良さと、西日本最長のロングコースがハチ北の魅力です。ハチ高原とあわせたゲレンデバリエの豊富さも楽しみといえます。

中級者向けの斜面が豊富に揃うほか、上級者向けのコブもあり、スノーボーダー/スキーヤーの練習には最適です。関西で腕を上げるにはいいスノボ/スキー場といえそうです。

週末の混雑はありますが、信州や上越の人気スキー場に比べるとそれほどでもありません。雪に関しては、関西エリアにしては降雪量は多いほうですし、雪質も高いですが、信州などと比べても意味がありません。人工降雪機も備えており、一定水準はクリアしているといえるでしょう。

難点として挙げられるのは価格の高さ。駐車場が高いのは有名ですが、スキー場の規模にしてはリフト券もやや高いという声があるようです。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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