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星野リゾート ネコマ マウンテンの口コミ・評判・感想

アルツ磐梯スキー場

■星野リゾート ネコマ マウンテン(福島県耶麻郡磐梯町)

福島県最大級のスノボ/スキー場が星野リゾートネコママウンテンです。猫魔山の南北に位置し、189ha、33コースを擁する、東北屈指のビッグゲレンデです。猫魔山南麓のアルツ磐梯スキー場と、北麓の猫魔スキー場を連結リフトで接続して統合。2023-24シーズンに「星野リゾート ネコマ マウンテン」として再出発しました。

発祥となるアルツ磐梯スキー場は、バブル期に建設された新しいスノボ/スキー場で、開業は1992年(平成4年)12月。開業時はスキーブームの絶頂期にあたり、「最新鋭のゲレンデ」として人気を博しました。

ところが、バブル崩壊後は利用客が減り、経営が悪化。運営していた磐梯リゾート開発という会社が2002年に民事再生法の適用を申請するに至ります。そこへ星野リゾートが救済に名乗りをあげ、2003年に同社に資本参加、スキー場の運営も担うようになりました。

一方、猫魔スキー場は、旧福島交通グループの日本ロイヤル倶楽部株式会社によって開発されました。同社と北塩原村の出資による第三セクター・株式会社裏磐梯高原開発公社が運営にあたる形で、1986年に開業しています。

しかし、2000年に日本ロイヤル倶楽部が会社更生法適用により倒産。裏磐梯高原開発公社は地場企業が出資するなどして存続しましたが、最終的に2008年に会社更生法を適用し倒産してしまいます。

このとき、星野リゾートがスキー場施設を買収し、新たなオーナーとなりました。これにより、猫魔山南北のスキー場が星野リゾートの運営になったわけです。

星野リゾートの経営参加以降、両スキー場とも利用者は増加に転じました。とくにアルツ磐梯は、事業所別の索道収入で安比高原を上回り、一時は東北地区でトップに立ちました。

南北ゲレンデの連結については、猫魔買収以来の悲願だったようですが、2011年の東日本大震災、2020年の新型コロナ禍など難しい局面が続き、なかなか実現しませんでした。ようやく、2023年2月に連絡リフト建設を発表。同年12月に開業し、「ネコマ マウンテン」という、東北屈指の巨大ゲレンデに生まれ変わっています。

ネコマ マウンテンスキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • パークやレストランなどの施設がすごく整っている。
  • 広くてコースが多彩。広いので混んでる感じがしない。
  • コースレイアウトがわかりやすい。
  • リフト・ゴンドラの輸送力が多いためか、人が多くてもあまりコースは混雑しない。
  • 初級コースが難しめで、初心者の練習には向いていない。
  • 土日に行ったら人だらけ。コース幅が広くないので危険。
  • エリアごとにレベルの違いによる棲み分けができている。
  • キッズゲレンデがあって、無料スノーエスカレーターもあるので、子供を安心して練習させられる。
  • キッズアクティビティが充実している。
  • ナイターでロングコースが滑れる。
  • 磐梯山を初めとする銀嶺の眺望が素晴らしい。
  • 中斜面が豊富で、滑りごたえがある。
  • 最下部が平坦すぎる。
  • ボーダーが多い。
  • リフトが高い。
  • 土休日は子ども連れ以外はバス送迎の駐車場になる。ファミリー優先のゲレンデ。
  • 食事はちょっとお高め。しかしボリューム満点。
  • レストランのカレーは、スキー場の中では断トツ一番。ただし高い。
  • レストランはゲレンデの広さに比べて収容人数が少ない。昼時にはかなり混む。
  • 何といってもここのオススメはゲレ食にある。
  • 磐梯山温泉ホテルはリニューアルしてから、とてもきれいになった。
  • リニューアルしたリゾートセンターは洗練されていてキレイ。
  • 郡山駅前から、予約要らずの無料送迎バスがあり、便利。
  • インターチェンジからのアクセスが良い。
  • 他にもっといいスキー場がある。わざわざ遠くから行くほどのところではない。

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ネコマ マウンテンスキー場のゲレンデ概要

総面積:189ha
コース数:33
最大標高/最低標高:1338m/700m
標高差:638m
最長滑走距離:3900m
最大斜度:37度
リフト・ゴンドラ数:13本
レベル割合:初級35%、中級40%、上級25%

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ネコマ マウンテンスキー場の口コミ・評判・感想

※ネコママウンテンとなってからの口コミはないので、以下はアルツ磐梯の口コミを掲載しています。

ソフトとハードが充実した、東北屈指の大ゲレンデ」。ネコマを一言で表現するとこうなるでしょうか。

まず、ネコマの名物として挙げられるのが、「美味しさ保証付きカレーライス」。1口食べて満足できない場合、料金全額返金のカレーライスです。このカレーは確かに人気。とくに「特にカツカレーが美味しい」という感想はよく聞きます。

最初にゲレ食の感想を書いたのは、これが現在のネコマを象徴しているためです。このカレーライス、たしかに美味しいものの値段も高いわけです。つまり、高くても高品質を狙っているのが現在のネコマといえるのです。

このように星野リゾートが運営に参加して以来、ソフト面での改善が進んでいる様子がうかがえます。メインターゲットをファミリー層にあてているので、「ファミリーにやさしいゲレンデ」との感想が最近は増えてきました。

たとえば、土休日は、ゲレンデ近くの駐車場は子ども連れ専用になります。「子どもを連れてバス送迎の駐車場は大変なので、とても便利」と、ファミリーには好評。一般客には不評かと思いきや、「混雑の分散になるので、誘導さえよければ問題ない。バスも頻繁に来る」とあまり苦情はない様子。「そもそも、早朝に来ないと、便利な駐車場にはなかなか停められないから関係ない」との声も。

キッズゲレンデがあり、スノーエスカレーターもあり、初心者の子どもが練習しやすい環境が整っている」とは、ある親御さんの弁。リフトでなく、スノーエスカレーターというのがポイントです。「てながあしながの森は、子ども向けパークとして楽しめる」という意見もありました。

全体的に利用者数に対して施設が広いのも好評点。「食堂や休息室も広々としており、場所取りとは無縁のスキー場」という評判もあります。いっぽうで、「土日に行ったら人、人、人…。とにかく混雑していて、スノーボーダーが多くて滑りにくかった」という感想もありました。

宿泊に関しては、ゲレンデ併設の磐梯山温泉ホテルが人気で、質に対する評価も高いです。ただし、値段もやや高め。ファミリーで泊まるには手が出ない、という人には、車で15分ぐらいのところに七ツ森ペンション村があり、「安く宿泊できるペンションが豊富」とのことです。

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アクセスについては、郡山駅前から、予約要らずの無料送迎バスがあることが大きなポイントです。スキー場までは1時間40分になっていますが、道がすいていると1時間強で着きます。

郡山までは東北新幹線の利用になりますが、「上越新幹線と違い、スキーシーズンの週末でもあまり混んでいない。越後湯沢と時間的には大差ないので、東京からでも日帰りスキーが楽しめる」との感想もあります。

ネコマ マウンテンスキー場のまとめ

星野リゾートが運営に携わるようになり早くも15年。旧アルツ磐梯には「バブルの象徴」というイメージもありましたが、だいぶ変わりました。ソフト面、ハード面ともに星野リゾート色が濃くなり、質の高いリゾートとしての評価が高まっています。

猫魔スキー場との統合により、滑走面積が大幅に増え、スケールも大きな魅力となっています。

星野リゾートとしてはファミリーをメインターゲットにしているようで、子ども連れで快適に楽しめるように工夫をしています。お手頃とはいいにくい価格帯ですが、食事のレベルも高く、家族連れで大人も楽しめるスノボ/スキー場といえます。

アクセスについては、JR郡山駅からバスで1時間40分。やや駅から遠いですが、東北新幹線を使えば東京駅から3時間強でゲレンデに着くことができます。首都圏居住者の場合、日帰りだとややつらいですが、1泊2日なら十分滑れます。

関西圏からは仙台空港を使うのが一般的ですが、仙台からの交通はやや不便です。福島空港も利用可能で、いったん郡山に出て、そこから無料バスを利用するといいでしょう。ただ、関西からわざわざくるほどの場所ではない、というのも正直な印象です。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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