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天元台高原スキー場の口コミ・評判・感想

■天元台高原(山形県米沢市)

天元台高原スキー場は、山形県米沢市の西吾妻山中腹にあるスキー場です。最高標高1820mは東北エリアでトップクラス。そこから滑り降りる最長6,000mのロングコースが名物です。標高が高いだけに雪質もよく、寒いので樹氷も見ることができます。

開設は1963年。もともと山形交通や日本交通公社が出資した第三セクター「株式会社天元台」が経営していましたが、2001年に撤退。米沢市主体で新たに発足した第三セクター「西吾妻ロープウェイ」が引き継ぎました。2007年に同社が「株式会社天元台」に社名変更し、運営を続けています。

アクセスは東北道福島飯坂インターから59km、90分です。

天元台高原スキー場の口コミ・評判・感想まとめ

  • とにかく雪質が良い。パウダースノーとはこういう雪をいう。
  • 初級者でも山頂からのロングコースを楽しめる。
  • ツガの原生林に囲まれた自然環境がすばらしい。
  • 有名な歯ブラシ樹氷が見られる。
  • 晴れていれば山頂からは月山や鳥海山も見える。
  • 乾いた粉雪なので滑りやすい。上手くなったような錯覚に陥る。
  • 標高が高いので、雪質が良い。北海道並みのパウダー。
  • 雪質と距離を楽しむスキー場。
  • トップシーズンの晴天率が低い。
  • 風が強い。風が吹くとリフトはとても寒くて乗っていられない。
  • 寒い。上部のリフトはフードなしで非常につらい。
  • リフトは3本だけだが混まない。ゲレンデは驚くほど空いている。
  • ロープウェイは20分間隔の運行。
  • コースは緩斜面が多い。最上部の上級者コースもそれほどではなく、上級者には退屈。
  • シンプルなゲレンデ構成だが、思ったより広く、コースマップで見る以上のバリエがある。
  • 適度にこじんまり。
  • レースで1コースが閉鎖されることがある。
  • スノーパークは小さい。
  • レストハウス白樺の食事のボリュームは満点。
  • レストランのメニューが少ない。
  • 名湯・白布温泉のすぐ近く。白布温泉とセットで楽しむスキー場。
  • 白布温泉からの上り坂が急すぎ。ロードヒーティングされているが、凍結している部分もある。
  • 駐車場が狭い。下のほうに止めるとロープウェイ乗り場まで坂道を歩かされる。
  • 宿泊者向けの割引がお得。

天元台高原スキー場のゲレンデ概要

総面積:60ha
コース数:7
最大標高/最低標高:1820m/920m
標高差:900m
最長滑走距離:6000m
最大斜度:32度
リフト・ゴンドラ数:4本
レベル割合:初級30%、中級40%、上級30%

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天元台高原スキー場の口コミ・評判・感想

東北最高の標高と雪質」。天元台高原スキー場を一言で表現するとこうなるでしょうか。東北最高の1,820mの標高ではマイナス10度になることも珍しくありません。乾いた粉雪が冷えて舞ったパウダースノーを楽しめます。「正真正銘のパウダー」「北海道に劣らない」「パウダー過ぎて、どうしていいかわからなかった」と絶賛の口コミが並びます。

天元台高原スキー場へは、山麓の「湯元駅」からロープウェイに乗ります。湯元の標高が920m、ロープウェイ終点の天元台高原駅が1,350m。ここがスキー場のベースです。リフトが架かるメインゲレンデはベースより上のエリアです。

メインゲレンデの構成は単純で、下から順に「しゃくなげロマンスリフト」「しらかばロマンスリフト」「つがもりロマンスリフト」となります。ベースから山頂へは3つのリフトを乗り継がなければなりません。そのいずれにもフードはなく、「マイナス10度で裸のリフトは寒すぎる」という口コミ多数。「寒さ対策は十分にしておくべき」というアドバイスはたくさんいただいています。

尾根にコースが設定されているので、風が強いのも特徴。「風が吹くとリフトは寒くて乗ってられないし、止まってしまうこともある」というのでご注意を。ゲレンデ構成がシンプルなので、「一日滑ると飽きる」という感想もありました。

山頂では晴れていれば月山や鳥海山も見れるほどの絶景。滑り降りるコースはツガの原生林に囲まれており、「吸い込まれるように美しい」という感想も。寒い時期なら名物の「歯ブラシ樹氷」も見ることができます。とにかく「自然環境は素晴らしいスキー場」という意見は訪れた人がみな一致します。

「リフトは3本だけですが、合理的に架けられていて、一番上はパウダー、一番下はカービングと標高に応じた楽しみ方が可能なスキー場」という感想も。スキー場は全体に空いていて、「休日でもリフト待ちとはほぼ無縁」という声ばかりです。「天元台のパウダーを滑ったら、他のスキー場に行く気がしなくなる」という絶賛のファンもいました。

山頂からベースを経て湯元まで滑り下ることも可能で、山頂から湯元までの標高差が900m。それが距離6,000mのロングコースになります。

ただ、湯元へのコース(湯の平コース)については、必ずしもいい評判ではありません。「ベースから湯元までは林道を下るだけの下山コース。なので、コースとしてはそれほど楽しくない」「ここは距離を楽しむスキー場ではなく、高い標高で粉雪を楽しむスキー場だ」というコメントもあります。ただ、湯の平コースを除いても、最長滑走距離は約3,000mありますので、やっぱりロングコースを楽しめるスキー場といえるでしょう。

休憩できるレストハウスはベースの「アルブ天元台」と中腹の「ホワイト」です。「ホワイト」は以前はカフェがあったのですが、現在は自動販売機だけの無料休憩所になっています。ゲレ食はアルブ天元台の「レストラン白樺」で取るのが定番。メニューは少ないですが、地産地消で地のものが多く、「どれもボリューム満点」という感想が。「おすすめはソースカツ丼。地元の天元豚を使っていて美味しい」とのことです。

アクセスは東北道福島飯坂インターから59km、90分。途中の白布温泉からは急坂ですが、ロードヒーティングがしてあります。ただ「一部凍結していることもあり、注意しないと危ない」とのこと。鉄道の場合は山形新幹線米沢駅からバスで40分。東京駅から新幹線とバスを乗り継げば3時間半ほどで着くことができます。

天元台高原スキー場のまとめ

天元台高原スキー場の魅力は、なんといっても雪質。内陸部で標高が高いという好条件に恵まれて、北海道にも劣らない乾雪パウダーが楽しめます。積雪量も豊富で、春スキーを楽しむにも向いています。雪を楽しむためのスキー場といえるでしょう。

ただし、標高が高いだけに晴天率は高くありません。また、コースのバリエーションも豊富とはいえません。自慢のロングコースも後半は林道の下山路です。何日も滞在して楽しめるスキーリゾートとはいえないでしょう。

ゲレンデ外ですが、天元台高原スキー場では、近くにある白布温泉も強い魅力です。名湯に身を休め、のんびりとスキーも楽しむ、というのが天元台高原の楽しみ方といえるかもしれません。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の訪問した印象や、実際に滑った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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